香取慎吾「あぁ、連ドラをやってるな」と実感 志尊淳と「日本一の最低男」クランクイン
志尊淳
ーークランクインを終えて 連続ドラマに出演させていただくのは久しぶりで新鮮ですし、なんといっても今回は子どもたちと一緒にいるシーンが多い、というところが、この作品ならではのポイント。2人の子どもたちとの撮影は、本当に楽しいですね。
ーー小原正助を演じるにあたって、心掛けていることは?
正助は、奥さんを亡くして以来、男手ひとつで2人の子どもを育てながら、仕事も頑張っているんですが、“やりたい仕事”と“やらなくてはいけない育児”をどう両立していくか、という問題に悩み、常に葛藤しているキャラクターなんです。ただ、決してあきらめることなく、彼なりに打開策を常に模索している、前向きな人間です。そして、とても優しい。僕だったら、とっくに爆発しているだろうなという感じなんですけどね(笑)。ですから今後、そんな正助の優しさや繊細さも、しっかり表現していけたらと思っています。
ーー香取慎吾さんとの初共演はいかがでしたか?
クランクインをする前から、かなり脚本を読み込み、自分なりに一平さんというキャラクターをイメージしていたのですが、実際に香取さん演じる一平さんを目の当たりにして、“うわ!! すごい、これが一平さんなのか!!”と感動しました。 香取さんの人間力がそのまま一平さんに投影されていて、一平というキャラクターは嫌なやつなのですが、ものすごく魅力的なのです。とにかく、一緒にお芝居をする時間が楽しいです。 そして個人的に、香取さんの間の取り方、セリフ回し、目線の送り方が最高で、気を抜くと爆笑してしまうので、常に緊張感をなくさないよう心がけています(笑)