バイエルンDFキム・ミンジェを現地紙称賛「欧州最高のディフェンダーの一人」 ブレーメン戦で完封勝利に貢献
復調傾向の韓国代表CB
21日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第4節でブレーメンと対戦し、5-0で勝利した。 [映像]ブンデスリーガ第4節 ブレーメン対バイエルン・ミュンヘン ハイライト 直近の公式戦2試合で計15ゴールをマークしているバイエルンの攻撃陣は、ブレーメン戦でも圧倒的な破壊力を見せた。23分に高い位置での守備からのカウンターで新加入のマイケル・オリーセが先制点を決めると、32分にはそのオリーセがドリブルでペナルティエリア内に侵入し、最後はゴール前にいたジャマル・ムシアラにラストパスを送って2点目をアシスト。前半を2点リードで折り返す。 後半に入ってもバイエルンは攻撃の手を緩めず、ハリー・ケインらが追加点。結局5バックシステムで守りを固めたブレーメンに対して5ゴールを記録する一方、課題とされた守備もブレーメンのカウンター攻撃をしっかりと防いで無失点で試合を終えて開幕4連勝を飾った。 試合後、ミュンヘンの地元紙『tz』はバイエルンの各選手のパフォーマンスを6段階評価(1が最高、6が最低)で採点した結果を掲載。ゴールを決めたオリーセやケインに最高評価となる評価点1が与えられている中、左センターバックで先発して完封勝利に貢献したキム・ミンジェにも同紙は評価点1を与え、さらに以下のような寸評を掲載している。 「自信を持ってプレイしている時のキムは、欧州最高のディフェンダーの一人だ。現在の彼の姿からは、デュエルにおける自身の能力に自信を取り戻していることが見て取れる。ブレーメンでフォワードを務めていたマーヴィン・ドゥクシュやケケ・トップへの対応に何の問題もなかった。常に注意深く前方へアタックし、カウンターの芽を摘んでいた」 昨季のレアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝で失点に関与して敗退の一因を作ってしまって以降、現地メディアや一部のサポーターからキムは厳しい批判に晒され、今夏のオフシーズン中も放出候補と見なされていた。 好調を維持するバイエルンの中で、キムもまた本来の調子を取り戻しつつあるようだ。
構成/ザ・ワールド編集部