鍛えるシェフの筋肉レシピ:パエリアサラダ(専門家が栄養監修)
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝 の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈スペイン料理 Pabloパブロ〉オーナーシェフ 由利拓也さんに教えてもらった「パエリアサラダ」。[nutrition supervision: Reiko Kawamura]
教えてくれた人:由利拓也さん
フレンチ出身。スペインに渡り、バルセロナ〈Els Casals〉などの星付きレストラン、バレンシアのパエリア店で研鑽を積む。帰国後、2018年現店開店。ほかに3店舗経営。 * 10歳で始めたサッカーは今も週1でプレー&パーソナルトレーニングも行う〈スペイン料理Pablo〉の由利拓也さん。トレ中も思いっきり楽しめるおもてなしスパニッシュを教わった。 「パエリアはサラダ仕立てに。トマトを潰したドレッシングで茹でた白米ともち麦を和えて、上に魚介を乗せれば盛り上がるはず」
パエリアサラダのレシピ
◎材料(1人分) ・白米…20g ・もち麦… 20g ・キュウリ(みじん切り)…少々 ・赤玉ネギ(みじん切り)…少々 [A] ・トマト(さいの目切り)…1/4個 ・EXVオリーブ油…小さじ1.5 ・ハチミツ…小さじ1 ・レモン(搾る)…1/6個 ・塩…適量 [B] ・茹でエビ…2尾 ・茹でイカ…20g ・茹でムール貝…2個 ※シーフードミックスの冷凍品の場合、解凍して使用を。 ・茹でアスパラガス(斜め切り)…1/2本 ・ミニトマト(輪切り)…1個 ・ハーブ(セルフィーユ、チャービル、ディルなど)…少々 ◎作り方 1. 白米、もち麦は沸騰させた湯で12分ほど茹で、ザルに空け、冷ます。 2. ドレッシングの材料(A)をボウルに入れ、フォークなどでトマトを潰しながら混ぜ合わせる。1、キュウリ、赤玉ネギを加えて混ぜ合わせる。 3. 器に2を盛り、上にBの魚介や野菜の具を乗せ、ハーブを飾る。
栄養ポイントはココ!
オイルはドレッシングに混ぜた分だけなので、筋トレ民にもうれしいパエリア。白米に混ぜたもち麦には発酵性食物繊維のβ-グルカン豊富で、腸活にも。次に食べる食事の血糖値の上昇を防ぐセカンドミール効果も期待大。by管理栄養士 河村玲子さん
text: Noriko Ozawa(初出『Tarzan』No.878・2024年4月18日発売)