究極のBMW M4、CSが40台のみ日本に上陸 さらなる出力アップと軽量化が図られる
注文受付専用ウェブサイト上で受け付け
BMWのスポーツ・クーペである「M4」に設定された「BMW M4 CS」の日本での受注が開始された。日本仕様は40台限定。受け付けは2024年9月17日まで、注文受付専用ウェブサイト上で行わる。 【写真42枚】日本市場に40台限定で導入される究極のBMW M4、「CS」の詳細画像をチェック ◆真性「M」モデル BMW M4は、BMW M 社が手がける真性「M」モデル。現在カタログモデルとして日本に導入されている仕様は、エンジン出力をノーマル・グレードよりさらに向上させたコンペティション仕様。BMWが誇るインテリジェント4輪駆動システムの「M xDrive」が組み合わされていて、高い運動性能を誇っている。 ◆コンペティション・スポーツの略 「CS」は、「Competition Sport」(コンペティション・スポーツ)の略で、レースシーンなどにおいて、高い運動性能、動力性能を誇るM4をさらに磨き上げた究極のM4だ。「M4コンペティションM xドライブ」をベースに、約20kgの軽量化と約20psの出力向上が盛り込まれ、走りがさらに磨き上げられた。エンジンはブースト・アップなどのチューニングを実施。最高出力は550psに到達し、約20kgの軽量化もあって、0-100km/h加速は3.4秒でクリアする。 シャシーは、路面追従性やキャンバー強度、ダンパーのレスポンスを高めるべく、ボール・ジョイントの使用箇所が4つ増やされ、14か所に達している。専用サスペンションや専用スタビライザー、低重心化、レッド・ハイグロスの「M カーボン・セラミック・ブレーキ」の標準化により、サーキットでさらなる冴えを見せるはずだ。 ◆CFRPでレーシーなムードを強調 エクステリアは、ボンネットにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用することで軽量化が図られた。さらに、キドニー・グリル、エア・インレット、ドアミラー・キャップ、リア・スポイラー、ディフューザーなどにもCFRPが使われていて、レーシーなムードをさらに強調させている。 装備では、イエローのデイ・ライトを備えるアダプティブ LED ヘッドライトをはじめ、トランク・リッドなどのモデル・バッチはブラックをベースにレッド・アクセントが施され、特別感を醸し出している。 ◆レーシーでスパルタンな仕立て 一方のインテリアは、センター・マーク付きの「Mアルカンターラ・ステアリング」や「Mカーボン・ファイバー・トリム」などのほか、専用となるCFRP製センター・コンソールを用意。加えて、前席に「Mカーボン・バケット・シート」が採用されていて、外観同様に、レーシーでスパルタンな仕立てになっている。 価格は2068万円。なお、ベース車の1458万円から610万円高となっている。なお、受注数が販売台数を上回った場合は抽選となる。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部