鈴鹿に復帰した三浦知良が練習に合流 ミニゲームで合流後初ゴールもマーク「次のゴール、次の勝利を目指して全力を尽くしていきたい」
日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿に復帰したサッカー元日本代表FW三浦知良(57)が2日、三重県津市の海浜公園内陸上競技場で行われたチームの練習に合流。約1時間、汗を流し、ミニゲームでは〝合流後初ゴール〟も決めた。 午前9時過ぎにグラウンドに姿を見せると、新チームメートとともにアップやパス練習。10人対10人のミニゲームでは背番号「11」のビブスを付け、左サイドからのクロスにヘディングシュート。相手GKのセーブに阻まれたかと思われたが、チーム関係者が「入ってました」と〝ゴール認定〟。カズは「マジで!?」と笑顔を見せた。 鈴鹿には旧体制のポイントゲッターズでプレーした2022年以来の復帰。今年5月までの2季はポルトガル2部のオリベイレンセに所属していたが、保有権を持つJ2横浜FCからの期限付き移籍で、6月25日に両クラブが発表していた。 ゴールへの意欲を見せるカズは「とても気持ちいいですね。みんなときょう、初日を迎えられてけがもなく終えられたので」とチーム合流初日を振り返りつつ、「チャレンジがすごく大事。自分自身、次のゴール、次の勝利を目指して全力を尽くしていきたい。それをグラウンドで表現して、勝利に貢献できたら」と力を込めた。 練習後には集まった約30人のファンにはサインや写真撮影などのファンサービス。1日付けで鈴鹿の新監督に就任した朴康造監督は選手登録が可能となる14日のヴェルスパ大分戦(三交鈴鹿)での起用を改めて明言。「どのタイミング、どの形、どのポジションかは決めかねているが、カズさんを最大限生かせるように、また、それがチームに生きる効果になれるようにしっかり決断していきたい」と話した。