タックル問題で日大学長が会見(全文6)逆に内田監督も追い込まれてたのでは
学長ご自身、今回の対応で危機管理はできているか?
フジテレビ:フジテレビの『Mr.サンデー』の【イチノタニ 01:45:43】と申します。先ほどの危機管理学部があるという話がありましたけども、学長ご自身、今回の一連の対応について危機管理ができていると思いますか。 大塚:残念ながら、ちょっとできておらないような状況かなというのは私の実感でございます。大変申し訳ございません。 フジテレビ:何がいけなかったと思いますか。 大塚:はい? フジテレビ:何がいけなかったと思われますか。 大塚:いずれのところでもそういうことは起こりうると思いますけれども、部署と部署との連携とか、そういう形でどこにあえていくとか、そういうのはちょっと、今回の、なんて言うんですかね、ゲーム中のことの例でございますので、なかなか即断できなかったのもあるのかなと思いますが、現場と現場、どことどういう関係で持っていくかっていうようなことを、今後は本気で考えていかなきゃいけないと思いますけども。ちょっと連携不足だったんではないかなと思っております。 フジテレビ:問題が大きくなってきて、理事長を含め、緊急の理事会とか、そういったところで対応をどうするか、そういったお話し合いはされたのでしょうか。 大塚:まだしておりません。これで私の会見を今日やっておりますので、これからどういうふうなことが大学で行われるべきかというのを話し合ってまいりたいと考えております。 フジテレビ:アメフト部は、これから変えていかなければいけないかと思うんですけれども、学長自身はどういうふうに変わればいいと思っていらっしゃいますか。 大塚:あのスポーツそのものを全部理解しているわけではないんですけれども、おそらく分担業務が選手たちにもありますし、コーチたちにも分担業務があるスポーツだと思っておりますので、この連携をどうするのかっていうのと、学生たちがどのチームに、どのスタイルが適しているのかとか、そういうことがやはり、ちゃんと学生の満足いくような形でのポジショニングとかそういうのができるのかとか、いろんなことが問題で、問題があるのかなというのは、ちょっと中に入ったことがないので私も分かりませんけれども、アタックするチームとディフェンスをするチームとのコミュニケーションとか、そういうコーチ同士のコミュニケーションとか、いろんなことが求められてくるのかなという気がしておりますが、これはあくまでも想像だけの私の考え方でございます。 フジテレビ:そのコミュニケーションについて改革するとして、それはうまくいくと思いますか。 大塚:努力次第だし、本人たちもどういうふうに取り組んでいただける、学生たちがどう取り組むかっていうのが一番大事だと思います。本当にその気持ちで取り組んでいるかどうかっていうのが、なかなかよく理解しなきゃいけない部分かなと思いますけども、かなり難しい部分も一部にはあるのではないかなと感じております。 フジテレビ:ありがとうございました。 司会:ありがとうございました。次の方、お願いします。