まぜてあえて、うまさが増す! 辛みと香ばしさの相性が抜群の「葱そば」
また4年前からは「七一飯店」に加えて、長野さんの店「nano」も同じ場所で間借り営業を開始し、火曜と水曜の夜にイタリア料理と焼酎の酒場としても親しまれている。
これが七一飯店の「葱そば」の作り方!
黒酢やオイスターソース、花椒醤、唐辛子などを混ぜたタレに、麺をあえる「葱そば」は、夜だけにしかないメニュー。イメージのベースにあるのは油そばとのことで、タレが絡みやすい細めのちぢれ麺をよく混ぜることでおいしさが増す。
最初にどんぶりに数種類の調味料を合わせてタレを作る
たっぷりのゆでた黒豆もやしを入れて
ゆでた麺を投入し、ねぎをたっぷりのせる
仕上げに熱したねぎ油をまわしかけて、出来上がり
山本さん「具材はねぎともやしだけとシンプルなのですが、そのシンプルさゆえに定期的に食べたくなるところがあります。」
山本さん「麺は割としっかりめにゆでられていて、ちゅるちゅると飲み物のように入ってきます。」
山本さん「辛みの利いたねぎ油の香ばしい風味がシンプルで味わい深いです。」
七一飯店といえばこれ! 名物「魯肉飯」も必食です
誰もが好きな牛丼をイメージした「魯肉飯」は、スパイスのクセがなく食べやすい優しい味。「七一商店」のコンセプトは「週に一回通いたい、普段使いの店」。そこで毎日食べても飽きない味を目指したという。
この魯肉飯を食べて、魯肉飯にハマった人も多いと聞く。味付け卵や高菜、紅生姜などトッピングも豊富なので、自分好みの魯肉飯を作ってみるのもいい。
食べ飽きることのない魅惑の魯肉飯である。
台湾食に合う! 白酒(バイジュウ)も楽しんで
ドリンクはこのところ東京でも徐々に人気が出ている中国の蒸留酒「白酒(バイジュウ)」がそろっている。白酒は爽やかな香りが特徴で、辛い料理や中華料理との相性も抜群。度数が強いので、飲みやすいソーダ割りやカクテルが充実しているのがうれしい。
内装もコンセプトも発想力に富んだ料理も何もかもが個性的な「七一飯店」。それでいて、肩ひじ張らない食堂のような素朴さもうれしい。