「アナと雪の女王2」金曜ロードショーで今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、制作秘話やトリビアを紹介
大ヒットしたディズニー・アニメーション映画の続編「アナと雪の女王2」が本日12月6日午後9時から、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で放送されます。映画.comでは、概要やあらすじ、キャスト情報のほか、映画をより楽しむための制作秘話やトリビアについて解説します。 【フォトギャラリー】「アナと雪の女王2」場面写真 深い絆で結ばれたアナとエルサ姉妹のその後を描くシリーズ第2作。姉妹の新たな冒険の果てに待ち受ける、思いも寄らない真実とは? 本作では、エルサだけが氷の魔法を使える理由や、両親の死の真相など、すべての謎が明かされていきます。また、前作で楽曲製作を担当したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻による「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」などキャッチーな名曲も観客の心を鷲づかみに。日本語吹き替え版声優は、アナ役の神田沙也加さん、エルサ役の松たか子ら声優陣が続投しました。 前作に続いて、世界的にも「アナ雪」フィーバーが再び巻き起こるメガヒットとなり、「アナと雪の女王2」は前作を上回る14億5000万ドル超えの世界興行収入を挙げました。こちらは、この夏に公開された「インサイド・ヘッド2」に抜かれるまでは、歴代ハリウッドアニメ映画の最高記録でした。 【あらすじ】 アレンデール王国の女王となったエルサ(松たか子)は、アナ(神田沙也加)、クリストフ(原慎一郎)、そしてオラフ(武内駿輔)たちと幸せな日々を過ごしていた。しかしある時、エルサは不思議な歌声を聞くようになり、その声に導かれるようにエルサが魔法を使うと、アレンデールに嵐が襲来する。トロールの長・パビー(安崎求)は、精霊の怒りを鎮めなければアレンデールを救うことはできないとエルサに告げる。 エルサは、アナとクリストフ、トナカイのスヴェン、オラフと共に、風・火・水・大地の精霊に守られた魔法の森へ向かうが、誰も入ることのできないはずの森の霧が、エルサたちを中へと誘い込む。そこには、かつて父に仕えていた護衛の兵・マティアス中尉(松田賢二)とアレンデールの兵士たちがいた。マティアスは父が立派な王になった話を聞いて喜び、その死を知って悲しむ。その時突然、火の精霊・サラマンダーが現れ、森が炎に包まれる。 【キャラクター/英語版声優/日本語吹き替え版声優】 アナ:クリステン・ベル/神田沙也加 雪の女王/エルサ:イディナ・メンゼル/松たか子 クリストフ:ジョナサン・グロフ/原慎一郎 オラフ:ジョシュ・ギャッド/武内駿輔 イドゥナ王妃:エバン・レイチェル・ウッド/吉田羊 マティアス中尉:スターリング・K・ブラウン/松田賢二 【「アナ雪2」をより楽しむためのトリビア】 ●ダンボやベイマックスなど“隠れキャラクター”が多数登場! まずは、オープニングの幼いエルサとアナが雪で遊ぶシーンをチェック。ダンボやベイマックス、ボルト、白雪姫といったキャラクターたちが、エルサの作った雪像に紛れこんで登場しています。 また、エルサがアートハランで見た水の記憶で作られた過去の思い出にも、エルサとアナの父親で若きアグナル国王が読んでいる本の表紙に「リトル・マーメイド」のアリエルのシルエットを発見。こちらは「アナと雪の女王」シリーズに影響を与えたとされる童話「雪の女王」と、童話「人魚姫」の作者である“アンデルセン”つながりの小ネタです。 ほかにも前作でオラフが持っていたチェックのブランケットや、製作スタッフを模して作られた木彫りの飾りなど、遊び心満載のネタもたくさん入っているので、前作を観直しておくとより一層楽しめそうです。 ●耳に残る数々の名曲の舞台裏とは? 「レット・イット・ゴー~ありのままで~」よりも抑揚が激しく、転調することで、ドラマティックなウェーブを作っている楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」。前作に続いて、音楽を手掛けているのは、ロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻です。 クリステンは来日した際に「最初に短いフレーズを繰り返すことで、声に抵抗しようとするエルサの気持ちを表現しました。『呼びかけてもムダなだけ。二度と危険は冒さない』と、不思議な声を突っぱねようとするけど、そのあとは心のままに体をゆだね、未知の世界へと飛びだしていく。エルサは、“月に向かって吠えるオオカミ”くらいの気持ちになって歌い上げます」と楽曲に込めた思いを明かしたいます。 また、クリストフが「恋の迷い子」を歌うシーンは、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を彷彿させる仕上がりに。クリス・バック監督も「われわれはクイーンをはじめ、80年代のロックバラードにオマージュを捧げました。当時のミュージックビデオからインスピレーションを受けています」と語っていました。 ●日本語吹き替え版で幼少期のアナ役に新津ちせ! 新規の日本語吹き替え版声優として、アナとエルサの母親イドゥナ役を吉田羊が、アナとエルサらが出会うノーサルドラの指導者イエレナ役を余貴美子が、マティアス中尉役を松田賢二が務めたことも話題に。そのほか、幼少期のアナとエルサ姉妹を、子役の新津ちせと黒川聖菜が好演している点にもご注目を。 父がアニメ監督の新海誠、母が女優・三坂知絵子という芸能一家の育ちである新津。2010年生まれの彼女は、なんと2歳の時から劇団ひまわりに所属し、2014年にミュージカル「ミス・サイゴン」でデビューしているという名子役です。のちに米津玄師プロデュースの「パプリカ」を歌うユニット・Foorinの最年少メンバーとして、第61回日本レコード大賞を史上最年少の9歳で受賞しました。