立浪監督の“お墨付き”…?中日、評価が急上昇している選手(4)骨折から2週間で“衝撃復帰”
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。2年連続最下位からの逆襲を狙う中日ドラゴンズでは、柳裕也や中田翔など、主力選手の不調や故障離脱も見られる。しかしながら、その穴を埋めるように新たな戦力も多く台頭している。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている中日の選手を取り上げる。(※今季成績は8月25日時点)
橋本侑樹
投打:左投左打 身長/体重:180cm/75kg 生年月日:1998年1月8日 経歴:大垣日大高 - 大阪商業大 ドラフト:2019年ドラフト2位 今季、大きな飛躍を遂げたプロ5年目の橋本侑樹。今やチームに欠かせない中継ぎサウスポーだ。 大垣日大高では、1年夏に甲子園のマウンドを経験。大阪商業大では3年秋に最優秀防御率(0.71)を獲得し、4年秋にはノーヒットノーランを達成。即戦力との評価を受け、中日ドラゴンズがドラフト2位で指名した。 しかし、プロ入り後は制球面で苦しみ、プロ1年目は14試合の登板で防御率7.41という成績に。 昨季は13試合の登板で防御率1.17と奮闘した一方、同年5月30日のソフトバンク戦では3者連続死球を与えるなど、課題を露呈していた。 そんな中、今季はキャリアハイを更新するペースで登板を重ね、防御率1点台の好成績。ブルペン陣を支える働きを見せていた。 ところが、6月29日のDeNA戦でリリーフ登板した際に、打球が左手薬指に直撃。翌30日に「左環指末節骨骨折」との診断を受け、無念の離脱となった。 それでも、約2週間で一軍にスピード復帰。離脱前を上回るほどの安定感を見せており、ここまで41試合登板で防御率1.52をマークしている。
ベースボールチャンネル編集部