写真：Impress Watch

イオンスマートテクノロジーは、イオンのトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」に新機能を追加した。従来は会員コードとAEON Pay決済で2回のバーコード読み取りが必要だったが、新機能により1回の読み取りでクーポン利用、ポイント付与、支払いが可能となる。 【この記事に関する別の画像を見る】 イオンのトータルアプリ「iAEON」は、AEON Payやクーポン、キャンペーン情報、イオンラウンジ予約、電子レシートなどの機能を一つにまとめている。新機能の利用には、アプリの最新バージョンへのアップデートが必要となる。 今回の「バーコードおまとめ読み取り機能」により、あらかじめAEON Payの支払い方法を設定しておけば、1回のバーコード読み取りでクーポンの適用とAEON Payでの支払いが自動的に完了する。これにより、会計時間が短縮され、スムーズな買い物が可能になる。 また、電子レシート対象店舗では、電子レシートの発行も1回の読み取りで適用されるようになった。電子レシートの導入により、年間約7.8万本分の樹木に相当するロール紙の削減が見込まれるという。 さらに、WAON POINTカードの登録も簡素化された。これまでは16桁のカード番号や6桁のセキュリティコードを手動で入力する必要があったが、新たに搭載されたスキャン機能により、カードをカメラにかざすだけで会員番号とセキュリティコードを自動的に読み取ることが可能になった。 加えて、お気に入り店舗機能も10月8日にアップデート。登録店舗(最大10店舗)の一覧表示や店舗順のカスタマイズが可能となった。これにより、イオングループ各店の情報へのアクセスがよりスムーズになる。