投資トラブルで「皆さんに迷惑掛けた」TKO木本さん会見1月23日(全文1)
仲間に興味を持たせてしまった
そのときに、いろんな、普段そういう話をしている仲間、友人に、俺、こんなことをしてんねん、FXのトレードにお金、預けてんとかって、こんな感じで増えるみたいやねん、みたいなことを言って、結果的に興味を持たせてしまったっていうところが、まず僕の中で1つ大きな過ちなんですが。それで、常に僕は、自分が無知なのに、今、考えたら。こんだけ調べて、こうやでっていうようなことを、よく自慢げにしゃべっていた立場でもあったので、じゃあ、そういうんだったら俺もやってみようかなっていうような仲間たちが出てきて、一緒にやる、紹介して、トレードを預けるっていうことが始まりました。それはもう僕が紹介したと言ってもいいと思います。 そこのときに、合計、結果的に10人、仲間内、そこで。全員、友人です。トータル1億7000万ほどを預けることになりまして、それで、頑張って増やしてもらおうみたいな感じで進んだのはいいんですが、何カ月かたって急にAと連絡が取れないっていう事態になり、そこで、さあ、どうしようっていうことがまず勃発しました。 実はその前から少し、やっぱり預けているのが不安だな、たまに連絡、Aと取っているときに、ちょっと言っていることがちょこちょこ変わるなっていうことを感じていたので。ただ、でも、やっぱり預けている手前、頑張ってほしいので、ちょっと疑念を持っているっていうのはまったく態度には出さずに。でも、トレードがうまくいっていますっていうふうな報告を受けていたので、じゃあって思って、自分の中で保険ですね、担保というか、もし何かあったときのためにと思って、戻せる分というか、今、受けている分のお金だけ、ちょっと渡してくれへんかっていうふうに言って、何回かに分けて、トータル6000万、返却というか、手元に戻ってきました。
約1.1億が宙に浮いたまま連絡が取れなくなった
その直後に連絡がつかなくなって、FXトレードのほうで言ったら1億1000万程度が宙に浮いたまま連絡が取れなくなり。で、僕がどうしようと。みんなに説明したときに、こんなことになってしまった。じゃあ連絡が取れるように、ちょっとみんなで協力体制をして、いろんな情報を集めようみたいな日々が始まったんですけど、そんな中で、次、仮にBとします。みんなで被害に遭っている人たちに話を聞こうっていうときに、僕が声を掛けたわけではなく直接、BがAに同じくFXでやってよっていうことでお金を預けていたんだよっていうのをBから聞きまして。連絡がありまして。あ、そうだったんだっていう話になって。 このBというのはもともと10年来の友人で、後輩で、すごく、プライベートでも食事に行ったりとか、定期的に会うような仲だったんですけど。実は彼は、ある時期から不動産投資をして、うまくいっているっていうふうなうわさは聞いていました。ただ、本人とはそういう話は、そのときにしたことはなかったんですね。ただ、うわさでは聞いていて。僕、後輩なんで、ちょっともうけさせてよ、みたいなことを言いたくなかったっていうのがあったんで、そういう話は一切なしでそこまできていたんですね。その当時、実は自分もこれだけAにやられましたっていうようなことを聞いて。 その際に、自分は勉強代だと思いますと。だから木本さん、僕は不動産をやっていて、実はこういうすごい方がいらっしゃって、その方は、その方しか触れない土地っていうのがあって、それがどういう土地かっていうのは一切、木本さんにも言えないんですけど、買い手も決まっていて、1カ月後にはかなりいい利回りになるというような話を聞き、だから、それに、木本さん、今ある分だけでも僕に任せてくれたら、なんとかFXの損失っていうところを協力できるから、木本さん、どうだ? っていう話になって。 本当に今、考えたら、ばかな話っていうのは、もう重々、今は承知していますが、わらにもすがる気持ちだったんで、10年来の友人だったっていうこともあり、彼に何かしらだまされたっていうこともなかったので、助けてもらおうという気持ちで、助けてくれっていうことで、そのときにいくばくか、ちょっとお金を預けて。で、こういうふうにして少し利益が出たら、取りあえずみんなに先に、FXで被害に遭った仲間たちにこれでなんとか、ちょっと、みんなで先に代位弁済して、状況を前に進ませるからっていう説明をしたんですね。