肛門の"プヨプヨ"の正体は…? デリケートゾーンの美しさを極めるべく、話題の美容整形「スキンタグ」切除手術について大調査
ルックスも機能も完璧なデリケートゾーンを目指して日々フェム活に励む、フェムケア・スパ ジャーナリストの惣流マリコさん。フェム活をはじめてはや10年、実際に体験したデリケートゾーンケアアイテムやクリニックメニュー、婦人科系疾患まで、女性のからだにまつわるテーマにたびたび言及している。今回は、突如気になった肛門まわりの皮膚のたるみの正体を調査! 【写真】デリケートゾーンの黒ずみやたるみをケアする、ダウンタイムなしのおすすめクリニックメニュー
フェム活マニアが今気になっている、肛門の美容整形
デイリーコスメからクリニックまで、ありとあらゆる手段を重ね、心底いい感じに仕上がってきた50代フェム活マニア(私です)のデリケートゾーン。大・小陰唇の色や形、膣や尿道口のふっくら感にいたるまで朝な夕なに鏡で見ては「合格!」と喜んでいたのですが、満足いけばいくほど、ある場所にちょっとした違和感を覚えるように。その場所はそう、「Oゾーン」! この肛門まわりにある、プヨプヨした皮の盛り上がりは何でしょう? 子どもの頃はぜんぜんなかったのに。 調べたところ、これは「スキンタグ」とか「肛門皮垂」などと呼ばれる肛門の皮のたるみ現象で、大人の女性なら大なり小なりあるものだそう。痛くなければ基本放置で構わないそうですが、マニアとしては、なくせるものならきゅっとしまったかわいいお尻の穴を目指したい! そう、次にがんばりたいのは「肛門美容」です。 そんな野望を胸に秘め、今回は女性専用の大腸・肛門外科クリニックであるウィメンズクリニック浦和の那須聡果院長を直撃。症例数・熱意ともにスキンタグ手術の超エキスパートとのこと、美しい肛門を手に入れるためにみっちりお話を伺いました。
肛門にある皮膚のプヨプヨ、「スキンタグ」ができる原因は?
「ほとんどの原因は痔です。いぼ痔が腫れる・治るを繰り返しているうちに皮膚が徐々に伸びていき、戻らなくなったものをスキンタグと呼びます。出産経験のある女性の6割が、スキンタグについてなんらかの自覚を持っているというデータもあります」と那須先生。 「皮膚がたるんでいるだけなので、大きさに関係なく放置して構わないものですが、見た目が気になる、トイレで拭きづらい、拭きすぎてかぶれてしまうからなくしたいと相談に来る女性は多いです」 トイレで拭きづらいこと……身に覚えがあります。放置しておいて構わないと言われてもやはり困りますよね。 「一方で切れ痔の傷が盛り上がってできたスキンタグについては、放置し大きく硬くなってくるとそれが邪魔をして中の切れ痔が治りにくくなるケースも。その場合は切除が望ましいこともあります」