大坂なおみ 今大会は"本気度"の表れ、2018年全米OP以降「WTA250」出場はわずか3度<女子テニス>
オープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール
女子テニスで世界ランク192位の大坂なおみは17日、今季クレーコートシーズンの初戦としてオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(フランス/ ルーアン、室内クレー、WTA250)の1回戦に登場し、同78位のM・トレヴィサン(イタリア)と対戦する。なお、大坂が「WTA250」の大会に出場するのは、四大大会で初優勝を飾った2018年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以降3度目となる。 【大坂なおみvsトレヴィサン 1ポイント速報】 四大大会4勝を誇る26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)では今季初のベスト8進出を果たした。 その後、先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で3回戦に進出するなど着々と調子を上げている。 今月は12日と13日に行われた国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ(日本/東京、ハード)ファイナル予選「日本vsカザフスタン」に日本代表として出場し、第2試合で同50位のY・プチンセワ(カザフスタン)に勝利。日本の3勝1敗でのファイナルズ進出に貢献した。 そして大坂は代表戦終了後すぐにフランスに移動しオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポールに参戦する。 大坂がクレーコートの大会に出場するのは2022年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来約2年ぶり。 さらに、近年は四大大会やWTA1000・500といったグレードの高い大会を中心に出場してきた大坂が「WTA250」の大会に出場するのは、四大大会で初優勝を飾った2018年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以降の約5年半でわずか3度目となる。 ビリー・ジーン・キング・カップ後の会見で「クレーコートシーズン、グラスコートシーズンをほぼフルの状態で参加するつもりです」と発言し、さらに7月にクレーコートで開催されるパリオリンピックへの出場にも意欲を示した大坂。 ハードなスケジュールを組み「WTA250」の今大会に出場することからも大坂の"本気度"が伺える。 大坂の1回戦はセンターコートの第2試合。同コートの第1試合は日本時間17日の18時30分(現地17日の11時30分)に開始している。
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