中国副首相と会談 関西財界代表団 北京で万博PRも
【北京時事】中国・北京を訪問中の関西経済連合会(関経連)の松本正義会長(住友電気工業会長)ら関西財界代表団は27日、人民大会堂で何立峰副首相と会談した。 代表団は同日、2025年大阪・関西万博のPRイベントも同市内で開催。公式キャラクターの「ミャクミャク」も登場し、会場を沸かせた。 代表団は24~28日の日程で北京を訪問している。会談の冒頭、松本会長は「関西は1400年ほど前から中国とお付き合いしてきた」とつながりの深さをアピール。何副首相は「両国は一衣帯水の隣国だ」と応じた。 PRイベントはほぼ同じ時刻に同市内のホテルで旅行業界関係者らを招いて開催。ミャクミャクと記念撮影をする参加者が目立った。関経連によると、冒頭にあいさつした佐藤基嗣副会長(パナソニックホールディングス副社長)は「世界中の皆様に満足いただける万博になる」と来訪を呼び掛けた。