16年前に『小中学生にスマホを持たせない』と提言した新潟県妙高市 今後もこの提言を続けるかどうか?
新潟放送
2008年に『小中学生にスマホを持たせない』という提言をした新潟県妙高市で、PTAや教育関係者が29日に集まり、今後もこの提言を続けるかどうかの検討に入りました。 【写真を見る】16年前に『小中学生にスマホを持たせない』と提言した新潟県妙高市 今後もこの提言を続けるかどうか? 妙高市が行った調査では小学生の10.3%、中学生では53.5%がスマホを持っていることが分かっています。 「SNSではなく、電話、メールだけでいい。キッズ携帯までにとどめるでいいのではないか。そんな意見もありました」 「市として、この子スマホ持てるのかなというチェックリストができたら…」 「そういうリストがあって子どもにやらしてみて、親御さんの判断でという流れも面白いかなと」 妙高市では今後、こうした意見をふまえたうえで見直しを進める方針です。 ■子どもにスマートフォンを持たせるかどうか? そこで「小中学生にスマホを持たせるべきか」を、街の人に聞いてみました。 【高校生の父親 40代】 「小学校卒業のときに、みんなと連絡とりたいからって持つようになりました」 「学校でもそういった教育していたみたいですから、そんなに変な使い方とかしていなかったみたいなので、問題なく」 【園児の父親 30代】 「やっぱり何かあったときの連絡手段とか…。(小学校高学年からは)他の子も多分持ち始めるときにやっぱり、持っていた方がコミュニケーションツールとかに必要になってくるかなと思います」 スマホを子どもに持たせる“メリット”として、こんな意見もありました。 【40代 女性】 「いろいろ連絡とかする上では、災害とかあったりすると連絡とれないと大変」 スマホを持たせるかどうか“家族会議”を開いたというご家庭も… 【3か月の子どもの母親 20代】 「私は、産休明けたら仕事をするつもりでいるので、なるべく持たせたいなと」 「小学校くらいから、学童保育帰りとかに持ってもらっていると、GPSとかが今はあるので安心かなと思います」 スマホを持つ“安心感”と、スマホに潜む“危険性”…。 子どもを交え、家族で話し合いをすることが大切なようです。
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