ピーチ、総額明確化の新運賃PRセール 冬ダイヤ国内全線
ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は8月21日、冬ダイヤ(10月27日から25年3月29日)の国内線を対象としたセールを始めると発表した。ピーチは冬ダイヤ期初から、運賃タイプを支払総額を明確化したものに刷新し、今回のセールを通じ新運賃タイプをPRする。搭乗期間は2025年3月末までの冬ダイヤ全期間。セール期間は8月22日正午から29日午後11時59分まで。 新運賃タイプの名称は「ミニマム」「スタンダード」「スタンダードプラス」の3種類で、このうち「スタンダード」「スタンダードプラス」は支払時に必要な手数料が含まれるフルサービス航空会社(FSC)に近い運賃体系で、「ミニマム」は座席指定などのオプション追加が必要な従来のLCC運賃となる。 今回のセールは、冬ダイヤで運航する国内23路線の「スタンダード」運賃が対象で、片道3990円から販売する。 ピーチは手数料などを含む新たな運賃タイプを用意することで、予約時と支払時の運賃の隔たり解消を目指し、一部の利用客からあった「分かりにくい」「手数料などで最終的には高い」などの声へ対応する。また新たな運賃タイプの導入をきっかけとし、空港カウンターでの手続きを簡略化し、混雑緩和による顧客満足度の向上を目指したい考えだ。
Yusuke KOHASE