〔東京株式〕下げ幅拡大=商い伸びず(20日前場中盤)
(10時11分)日経平均株価は朝に比べて下げ幅を広げている。寄り後、押し目買いなども入っていったん下げ幅を縮めたが買いは続かず、再び売りに押されている。「欧州の政治の不安定化や財政悪化が日本経済に与える影響はそれほど大きくないと思う」(大手証券)とされるが、海外勢不在で個人中心の相場となっており、「(欧州情勢が)材料にされやすい」(大手証券)という。プライム市場の売買代金は今年2番目の薄商いだった前日のペースを下回って推移している。 (寄り付き)日経平均株価は前日比160円44銭安の3万8410円32銭と反落して始まった。相場全体を押し上げる材料が見当たらない中、利益確定売りなどが先行している。