2度の逆転劇!専大松戸が8回裏にひっくり返し、木更津総合との激闘を制し4強入り!指揮官も終盤の粘りを称賛!
<令和6年度第77回秋季千葉県高等学校野球大会:専大松戸 5ー4 木更津総合>◇29日◇準々決勝◇千葉県野球場 試合スコア・バッテリー 木更津総合vs専大松戸の千葉を代表する強豪校対決が準々決勝で実現。試合は最後まで手に汗握る熱戦となった。 先制したのは専大松戸。4回裏、4番吉岡 伸太朗内野手(1年)が中前安打でチャンスメイク。一死1、2塁から7番川島 大歩外野手(2年)の左前適時打で1点先制。木更津総合も6回表、4番本島 敬大捕手(2年)の左中間を破る適時三塁打で同点に。さらに7回表、一死満塁のチャンスから2番齊藤蓮弥外野手(2年)が右中間を破る走者一掃の適時二塁打で4対1と勝ち越しに成功。専大松戸はここまで力投を見せていた背番号10の髙橋 昊成投手(2年)が降板。打撃の良い高橋は一塁に入り、後続の投手が抑える。 反撃を狙う専大松戸は7回裏に内野ゴロの間に1点を返し、8回裏にチャンスを作り、二死1、2塁から川島が粘りに粘って11球目にとらえて、適時三塁打、そして高橋の中前適時打で逆転に成功した。 この1点を黒田隼投手(2年)が守り切り、専大松戸が強豪校対決を制して、ベスト4進出を決めた。持丸修一監督は「あきらめる雰囲気はなかった。7回裏の1点が大きかった。あれがあったから反撃できる雰囲気になった」と選手たちの粘りを称賛した。準決勝では今大会、勢いに乗っている千葉黎明と対戦する。