「頼み事引き受けて後悔しがちな人」意外な解決法 「先のことだからいっか」の罠を逆手に取る方法
「相手を幸せにし、なおかつ自分の幸せにしわよせが来ないのなら『イエス』と言うのがいい」 他人の幸せが自分の幸せよりも圧倒的に優先される場合、あるいは自分の計画をおろそかにするクセがある場合は「ノー」と言ったほうがうまくいく。もちろん、状況に応じて判断すべきだとは思うが。 私たちは「旅行計画が不十分なミス」に翻弄され続ける。未来の自分について考えを巡らせるものの、あくまでも表面的な部分しか見ていない。計画ミスをより広い視点から捉えると、自己認識の問題に突き当たる。未来の自分に何かを課す場合、自身の幸せを2つの側面から考えてみてほしい。
1つは、それを課すことで未来の自分に重荷やストレスを与えないか。 もう1つは、今やらないことを未来の自分に託せば、どんな効果が生まれるか。どちらも先延ばしと「イエス→しまった! 案件」に通じる問題だ。
ハル・ハーシュフィールド :UCLAアンダーソン・スクール・オブ・マネジメント教授