五大NG姿勢とは?【座り方のマナー】シーン別「正しい座り方」解説付き
美しい座り方のポイント
1. 大股開きは厳禁! 男性は、手を軽く握って、片方ずつ太ももの上に置きます。脚は、広げすぎたり足先が外側に向かないように自然に開きましょう。女性は、太ももの上に、両手の指を揃えて重ね置き、脚は膝・くるぶし部分の2か所とも閉じましょう。この時、両方の膝をつけていても、両かかとがハの字に離れた内股座りは、脚が太く短く見えてしまいだらしなく見えるのでやめましょう。逆に、膝がついておらず、かかとがついている座り方は大股開きです。だらしない上に、品がなく見えますので注意しましょう。 2. 背筋を伸ばして姿勢良く 背筋を伸ばして姿勢良く座るのが、上半身の基本形です。骨盤を立てるようなイメージで背筋を伸ばし背もたれを使わずに座りましょう。背もたれに寄りかかってしまうと、猫背になったり、脚を投げ出す姿勢になり腰痛などの原因になりますので注意しましょう。 やる気がなく見えるNGな座り方! ・脚を組む ・腕を組む ・猫背の姿勢 ・背もたれに寄りかかる ・肘掛けに肘を置く これらは、偉そうに見えたり、やる気がなさそうに見えてしまう可能性があるのでなるべく控えるようにしましょう。商談や打ち合わせで「どうぞ、楽になさってください」と相手に言われたとしても、面談など、印象が結果を左右するような大切な場面では絶対に避けましょう。
おわりに
きちんとした座り方は、ビジネスにおける大切な場面では特に、信頼感や好感度に直結する大事なポイントです。普段のオフィスでも、「脚を組み、猫背、背もたれにもたれる」などの座り方は、同僚や上司に良い印象を与えられず仕事に対しても支障が出る可能性があります。普段から丁寧で小さなことにも気を配れる人という印象や、信頼できるという印象は大事なビジネススキルのひとつになりますので、日常から意識していくことが大切です。 <筆者情報> ライター:能美黎子 大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。 今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。 ©Feblar/Adobe Stock
能美黎子