五大NG姿勢とは?【座り方のマナー】シーン別「正しい座り方」解説付き
どんな場面でも意外と見られているのが立ち居振る舞い。特に「座る姿勢」は、気持ちのいい人間関係が築けるビジネススキルに繋がる可能性があるそうです。では、どのような姿勢がよくないマナーとされるのでしょうか? 知っておきたいマナー、座る姿勢について、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。 【画像】NG姿勢はデメリットだらけ!【座り方のマナー】シーン別! 正しい座り方のポイント まとめはコチラ
座り方のマナー
【元社長秘書のマナー講座】vol. 38 ビジネスシーンやプライベートに関わらず、意外と見られている立ち居振る舞い。その中でも、「座り方」について意識をしたことはありますか? 実は、電車内や公共の場での迷惑行為の上位として挙げられるのが「座り方」です。 ではあなたの座り方は、周囲からどのように見えているでしょうか? あまり意識をしたことがないというかたは、仕事で損をしているかもしれません。そこで今回は、「座り方」のマナーについてシーン別にご紹介します。「座り方」は、それひとつで好印象や信頼を与えることができる、重要なビジネススキルです。何気ない座り方をこれから意識し変えてみてくださいね。
座り方のNGマナー
電車 意外と見られているのが、電車の中で座っているときの姿。見渡してみると、ほとんどのかたがスマホに集中して顔を下げていますよね。注意したい点は、車内が混雑しているのに脚を組んだまま座っていたり、座席スペースを必要以上に占有していることです。電車内では、美しく座るというよりもまわりへの配慮を考えて座ることが大切です。また、スカートを履いているにも関わらず気が緩みすぎて大股開きになっている女性も気をつけましょう。スカートの中が見えてしまいそうなときは、バッグなどを膝に置くか、脚をやや前に出して膝を下げるのがオススメです。 レストラン どんなジャンルのレストランでも、どんなに食べ方がきれいでも、姿勢や座り方が崩れていると台無しに見えてしまいます。レストランにもよりますが、背もたれに背をつけたまま、脚組みをしながらの食事はNGです。サービススタッフに対して横柄な態度に見えたり、作ってくれたかたや食事への感謝の心が足りないと見られたりしてしまう可能性があります。レストランで椅子に座るときは、まず椅子の左側に立ち、次に椅子を後ろに引き、椅子の前に移動して背筋を伸ばした状態で着席しましょう。 ビジネスシーン ビジネスシーンにおいて、特に気をつけたい場面がオフィスの中です。気の知れた同僚や上司とのオフィスですと、つい気が緩みがち。しかし、座り方ひとつで仕事の取組み姿勢を変えることができます。脚を組んだり、脚を投げ出したりする座り方はおすすめできません。一緒に仕事をして気持ちのいい人間関係が築けるよう、姿勢を正しましょう。