ブラックベリー・ジャパンが最新ソフトウエアをデモ ロボットアームと組み、精度をアピール
セキュリティーソフトウエアのBlackBerry JAPANは5日、同社の最新版ソフトQNX Software Development Platform(SDP)8.0と、医療・産業用ロボットアームなどを組み合わせたデモ説明会を東京都内で開いた。 【関連写真】手元のコントローラーには物の感触もダイレクトに伝わる 昨年12月に発表された最新版8.0のソフトは、ロボット精度の最適化や高度な基盤ソフトソリューションでリアルタイムパフォーマンスを発揮する。 デモでは、遠隔操作と触覚ロボット制御に優れるHAPLY社のコントローラーと、汎用(はんよう)ロボットソリューションのFLEXIV社のロボットアームを組み合わせた。 正確な動作と感触などをリアルタイムで操作者に伝え、ヒューマンエラーを最小限に抑えることや、安全性をより向上させることを実演した。 アガルワル・サッチン カントリーセールスディレクターは、OSベンダーとして産業の変革も踏まえ、セーフティー・セキュリティー・パフォーマンスの3要素を重視しているとし、基盤ソフトの拡大とともに、ロボットをはじめ機器メーカーなどに積極的に訴求したいと語った。
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