「いまが買い時な“モデル後期”SUV」カッコよくて走れてコスパも◎!スバルの5代目フォレスターを自動車ジャーナリストが徹底解説『小沢コージの遊べるクルマ』
モデル後半でもまったく侮れない! フォレスターのアクティビティ性能
今回フォレスターを走らせたのは都心から近く野性味あふれる“八丈島”! 防波堤釣りはもちろんクロスバイクやアウトドアを楽しむのに最適。 骨格は最新スバル車同様のスバルグローバルプラットフォームで、フルインナーフレーム構造などこそ付いてないが剛性感はたっぷりだし、400万円以下で買える上級グレード、STIスポーツは177PS&300Nmの直噴1.8Lフラット4ターボ搭載で走りもいい。コイツは次期型では選べないかもしれずで今こそチャンスだ!
スバル四駆では使い勝手ピカイチ! フォレスターが持つ極上のサイズ感
今スバルならではのシンメトリカルAWDやグローバルプラットフォームのしっかり感を楽しめるのは、下からハッチバックのインプレッサ、SUVのクロストレック、そしてこのフォレスターとワゴンのレヴォーグ、SUVワゴンのレガシィアウトバック。 だがある意味、全長4.6m強×全幅1.8m強というサイズと広さのバランスではフォレスターがベスト。 インプ、クロトレはコンパクトな分リアシートとラゲッジが少々狭めだし、アウトバックは大きめ。バランスで選ぶならこのフォレスターでしょ!
本革シートを標準装備で400万円切り! このコスパは現行フォレスターだけ
フルモデルチェンジするたびに数十万円程度の価格アップが常識の国産車。某ミニバンやSUVはそれもあってあえて旧型を選ぶ人もいる中、注目は現行フォレスター。今春次世代モデルが北米デビュー。確かに3眼アイサイト搭載で、質感も上がっているがサイズや基本骨格はほぼ変わらず。 そんな中でも現行モデルのSTIスポーツは、ダウンサイジングターボにナッパレザーにフルタイムAWDを搭載。 500L超えラゲッジには前輪を外せばクロスバイクが入る。これで400万円切り。今買っといたほうがいいかもよ? ■スバル「フォレスター」スペック 2018年発売の5代目フォレスター。全長4.6ⅿ強×全幅1.8ⅿ強と扱いやすくスバルグローバルプラットフォームベースだから走りもしっかり。来年フルチェンジの可能性大だがハイパワーなSTIスポーツでも400万円切り。次期型はこんなに安くないはず! スバル フォレスター ¥3,740,000~(*STI Sport) ●全長×全幅×全高=4,640×1,815×1,715㎜ ●車両重量=1,570㎏ ●エンジンタイプ=水冷水平対向4気筒ターボ ●総排気量=1,795㏄ ●最高出力=130kW(177PS)/5,2005,600rpm ●最大トルク=300N・m(30.6kgf・ⅿ)/1,600-3,600rpm ●トランスミッション=リニアトロニック(CVT) ●使用燃料=無鉛レギュラーガソリン ●燃料消費率(国土交通省審査値)WLTCモード=13.6km/L ※数値はSTI Sport 小沢コージ 愛情あふれる独自の視点でクルマを語るバラエティ自動車ジャーナリスト。雑誌を中心にWebなどにも多数寄稿。2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。
MonoMaxWeb編集部
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