有名シェフがロボットと料理対決! →“まさかの結末”が1000万再生の反響 「勝者は……」【米】
有名シェフがロボットと料理対決する動画がYouTubeに投稿されました。まさかの展開が反響を呼び、1000万回以上の再生数、20万件を超える“いいね”を集めています。 【画像】ステーキを焼く人型ロボット
爆速で食材をカットするフードプロセッサー
動画を投稿したのは、有名なシェフ、ニック・ディジョバンニのYouTubeチャンネル「Nick DiGiovanni」です。今回の動画ではロボットとの調理対決を行います。 まずは、「刻む」「かき混ぜる」「トーストする」「ピザを作る」「清掃」について、それぞれの機能に特化したロボットとの五番勝負です。 刻むロボットはフードプロセッサーの一種ですが、ジャガイモを放り込むと爆速でダイスカットしてくれるので、包丁でカットしているニックはまったく追いつけません。しかも、ロボットのほうが形が均一です。 かき混ぜ対決では、5つのフライパンで、焦げやすい松の実を同時に乾煎りします。ロボット側は、自動でかき混ぜる装置をフライパンの上に自立させて回転させますが、松の実はロボットの動きの範囲外に押しやられるだけでまったく混ざらず焦げていきます。 しかも、フライパンに触れている部分の樹脂部品が最後には熱で溶けてしまいます。液体ならこの装置も有用に機能すると思われますが、水気のない固形物にはあまり向いてなさそうです。これはニックの圧勝となりました。
ピザ生地をレーザースキャン!?
トースト対決の相手は液晶画面付きの高級トースターです。一方のニックはフライパンでパンをトーストします。 焼き上がりのビジュアルはほとんど違いがなく、どちらもおいしそう。しかし、ブラインドテストで味を比較すると、ニックのトーストしたものほうが圧倒的に食感が良いという結果になりました。 次はピザ対決。ロボットにソースとチーズと生地をセットすると、ピザ生地がレーザースキャンされ、回転しながらソース、チーズ、ペパロニがトッピングされます。ニックが焼く前のピザを1枚作る間に、ロボットは4枚を仕上げました。 ただし、ロボット側は最初から成形された生地を使うのに対し、ニックは生地を広げてピザの形にするところから始めているので、スタート地点がそもそも違います。とはいえ、味はどちらもさほど変わらなかったので、この勝負はロボット側の勝利とジャッジされました。 最後の清掃対決は、モップを手にしたニックとロボット掃除機「ルンバ」が掃除の速度を競います。床に粉をまいてそれを掃除するという内容でしたが、ルンバは途中でドッキングステーションへ戻ろうとしたり、どこか関係のないところへ移動していったりと自由すぎる行動をとったためニックの圧勝となりました。