【40代・50代におすすめ!白湯活】コンビニで売っている白湯って実際どうなの?
「白湯活」を続け白湯にハマるほどに、いろいろ細かい疑問も湧いてくる。 話題のコンビニ白湯はOK?薬は白湯で飲んでいいの? など、白湯活についてのさらなる疑問を、温活のスペシャリストでもある内科医の石原新菜先生に伺った。
白湯活をもっと深掘り! Q & A
Q コンビニで売っている白湯って実際どうなの? A 冷めないうちに飲みきれば効果あり。 「最近はコンビニや自販機でも見かける白湯。出先でも手軽に白湯活ができるのは、ありがたいですね。 ただ、ペットボトルは冷めやすいのが難点。 冷めてしまえばただの水、望む効果が得られないので、冷めないうちに飲み切るようにしてください」 Q ウォーターサーバーの「お湯」も白湯の代わりになる? A 元の水がミネラルウォーターであればOK。 「ウォーターサーバーはレバーひとつでお湯が出て、好みの温度に水で薄められる手軽さもメリット。その水がミネラルウォーターや、不純物を取り除いた安心できる水であることがわかっていれば、そのまま白湯として飲んで大丈夫です」 Q 白湯で薬を飲んでも大丈夫? A 水より白湯で飲むほうがベター。 「薬はコップ1杯(180~200㎖)の水または白湯と一緒に飲むことが正しい服用法とされています。水が少ないと薬がすみやかに胃に到達しないため食道に張りついて炎症を起こしたり、薬の溶け方が不十分で吸収が悪くなってしまうので、水の量は大切です。 でも、冷たい水をコップ1杯飲むと体が冷えてしまうので、むしろ白湯で飲むことをおすすめします」 Q 夏は暑くて白湯を飲む気になれません。でも健康のためには飲むべき? A 夏こそ白湯で冷えや自律神経の乱れを予防して。 「夏場は冷房が効いた部屋にいることが多いですよね。加えて冷たい飲み物を常時飲んでいると、内臓から冷えてしまいます。夏の冷えは自覚がないうえ、外に出ると暑いのでその温度差で自律神経のバランスをくずしてしまう人も。 夏こそ白湯活を習慣化して、体の内側から温めてあげたいですね」 Q 味がないとなんだか…温かいお茶じゃだめですか? A お茶もいいけれど、避けたほうがいい場合も。 「白湯も温かいお茶も、体を内側から温めて血流がよくなるという点は共通しています。お茶には抗酸化作用のあるカテキンやビタミンなど、さまざまなよい成分が含まれていますが、カフェインが入っているものは寝る前には飲まないほうがいいですし、渋味成分であるタンニンが鉄分の吸収を阻害することも。白湯にはそれがないので、誰にでもいいと言えるでしょう」