愛犬家などは注目!ペットとの旅に最適、ハイエースベースのキャンピングカー「レクビィ・ソランSL」とは?
また、キャンプ場などでエンジン停止中に家電を使う際の電源となるサブバッテリーには、300Ahのリチウムイオン電池を採用。エアコンを6時間稼働させられるほどの電力を確保することで、これも先述のとおり、夏の日中などにペットを室内へ留守番させる場合も安心だ。また、人も熱帯夜でも安眠できるなど、快適なクルマ旅やキャンプなどを楽しめるという。 ほかにも、運転席の上部にはアッパーヘッドシェルフ、室内上部にはオーバーヘッドシェルフ(木製のフタ付き収納家具)を備えることで、荷物の収納スペースも充実。冬場に室内を暖めるFFヒーターなど、さまざまな充実装備が搭載されている。
■価格アップも最小限、選択肢が増えた 新型ソランSLの価格(税込み)は、オプション未装着の場合で、ガソリン車2WDで838万2000円、4WDで869万円だ。従来モデルの価格(税込み)は、標準ボディで763万4000円~882万2000円、ワイドボディで789万8000円~820万6000円だから、価格差はさほどない。 そのぶん、ユーザーは、使い方や同乗する人数などに応じて、モデルを選びやすくなっていることにも注目してもらいたい。
ともあれ、ペットとのクルマ旅を楽しむためのモデルという、時代のニーズにマッチしたキャンピングカーが、今後、市場からどれほど多くの支持を得て、需要の伸びを見せるのかに注目だ。
平塚 直樹 :ライター&エディター