愛犬家などは注目!ペットとの旅に最適、ハイエースベースのキャンピングカー「レクビィ・ソランSL」とは?
■最新作となるソランSLの特徴 そんなシリーズの最新作となるのがソランSLだ。ボディサイズは、全長5380mm×全幅1880mm×全高2400mm。従来のソラン・シリーズは、全長が4695~4840mmなので、最新作のソランSLはシリーズ中で最長となるロングボディモデルと言える。 ちなみに、ベースとなるハイエース・スーパーロングボディのノーマル車と比べると、全高は115mm高くなっているが、全長や全幅は同じ。そのため、外観はノーマル車とほぼ変わらない。前述のとおり、普段使いや仕事などで街中を走行する際も、運転しやすく、見た目の違和感もほぼないことも特徴だ。
新しくロングボディモデルを開発した背景について、レクビィの担当者によれば、「もっと広い室内のモデルがほしい」といったユーザーからの要望が多かったためだという。ペットと家族などと、よりゆったりとした旅や車中泊を楽しめる上級モデルのニーズが高かったのだ。ちなみに車体の大型化により、乗車定員は従来モデルの5名に対し、新型では6名へ拡大。就寝定員は従来モデルと同じ3名だ。 車体のロングボディ化による恩恵は、とくにベッドサイズに反映されている。ベッドの最大展開時のサイズは、長さ265cm×幅170cm。全長が伸び、より広くなったベッドによって、室内で活発に動くペットのストレスを軽減させるとともに、ペットと人が、より自由なスタイルで就寝できるようになっている。
さらにベッドは、テールゲート側の最後部をリクライニングできるが、垂直に立てた状態でも、ベッド長は180cmを確保。これにより就寝スペースを確保しながら、最後部を荷物積載スペースとして活用することもできる。ほかにも、室内左側の中央部をテーブル付きダイニングにし、反対側をコの字型ソファにすることで、ゆったりと会話などを楽しめるベッドアレンジも可能だ。 ■充実した装備で人もペットも快適に過ごす また、新型ソランSLは、キャンピングカーとしての装備が充実していることも特徴になっている。助手席側スライドドアから入るエントランスのすぐ近くには、シャワーヘッドやシンク、給排水タンク(各13L)を備える水道設備を設定。通路を挟んで室内右側には、キッチンキャビネットを備えるほか、容量49Lの冷蔵庫や電子レンジ、室内後部には家庭用エアコンなども装備する。