左ふくらはぎ肉離れ告白の渡辺雄太「治るかぎりぎり」も…昨夏の経験踏まえ前を向く【バスケットボール】
パリ五輪に出場するバスケットボール男子日本代表が２９日、東京都内で最終候補メンバー１６人が参加する合宿を公開した。渡辺雄太（２９）＝グリズリーズ＝が同じＮＢＡ組の八村塁（２６）＝レイカーズとともに合流したが、左ふくらはぎの肉離れを告白し、日本代表に衝撃が走った。五輪初戦となる７月２７日のドイツ戦の出場に黄信号が灯った形だ。 自身の口でけがを公表した。「ここではっきり言わせて頂きます」と切り出し、６月上旬に全治最大８週間となる肉離れをしたと説明。「先週ぐらいに悪化しました」とも付け加えた。日本代表への合流は昨夏のワールドカップ（Ｗ杯）以来となったが、この日は別メニューで調整。トム・ホーバス監督とコートで話し込む場面もあった。７月５、７日の韓国戦は欠場する。 昨夏のＷ杯も直前に右足首を負傷しながらも奮闘し、五輪切符獲得に貢献した。チームの精神的支柱は「治るかどうかぎりぎりのところ。でも、（昨夏の）経験値がある」と必死に前を向いた。
中日スポーツ
