警察は「役立たず」、空港で怒号飛び交う 韓国旅客機事故の遺族の悲しみと怒り
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韓国南西部・全羅南道の務安(ムアン)空港で、胴体着陸した済州(チェジュ)航空の旅客機が滑走路を越えて壁に激突して炎上し、乗客乗員181人のうち179人が死亡した事故で、乗客の家族たちは犠牲者の情報を求め続けている。 務安空港には事故が起きた29日から、乗客の家族数百人が悲痛な思いでとどまっている。 当局の説明に乗客の家族は憤り、怒号が飛び交っている。 彼らは、犠牲者の遺体の確認に時間がかかっていることにいら立っているのだと、BBCのジーン・マケンジー・ソウル特派員に話した。 崔相穆(チェ・サンモク)大統領権限代行は、事故調査の結果を遺族に速やかに開示するよう捜査当局に要請している。 務安空港で情報を待ち続ける人々の様子を、マケンジー特派員が報告する。
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