夫の晩酌代が月2万円以上かかります。半分くらいに抑えてほしいと思うのですが、いい方法はありませんか?
夫の晩酌代が高く、家計が苦しいとお悩みの方は多くいるでしょう。晩酌は夫婦のコミュニケーションツールとしても大切な場面もある一方で、生活費の面では負担が大きくなってしまうこともあります。そこで本記事では、夫の晩酌代を上手に節約する方法をご紹介します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
毎月の晩酌代はいくら?
株式会社カクヤス(東京都北区)が運営する「カクラボ調査隊」が2021年12月には、カクヤスメールマガジンの登録ユーザー482名を対象とした、家飲みと家計についてアンケート調査を行いました。 その結果、最も多かったのは「5000円~1万円」で29.3%、次いで「1万円~2万円」が24.7%、「2万円以上」が16.2%、「1000円~5000円」が15.4%、「特に決まっていない」が12.0%、「1000円未満」が2.5%という結果になりました。 この結果から、今回の晩酌代が月2万円以上はアンケート結果の上位16.2%に該当するため、多くの家庭よりもかなり高額であるということが分かります。一般的な家飲み代の範囲に抑えるために、夫の晩酌代を半分以下にする努力が必要です。 ■2023年度と2024年1月~3月期における外食・酒類費用の比較 総務省「家計調査」で2023年度と2024年1月~3月期における、1世帯当たり1ヶ月間の外食・酒類費用を比較してみましょう。 図表1
総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯」2023年、2024年1月~3月期をもとに筆者作成 2023年度と比較して、2024年1月~3月期の外食に充てた費用は1世帯当たりで約3%増加しました。これは、各家庭がより外食に多くのお金を使うようになったことを示しています。しかし、食品価格や光熱費、外食産業の価格上昇が原因である可能性もあります。 同じ期間に、酒類に充てた費用は1世帯当たりで約10%減少しました。これは、家庭がアルコール消費を減らしたか、またはより安価な酒類を選んでいるといえるでしょう。物価上昇や経済状況への不安から、家計支出を節約する意識が高まっている傾向が見て取れます。