「生活費の補填」「観光地に行きたい」を超える“動機”とは?…いま、50歳以上のシニア人材が「リゾートバイト」を始めるワケ
リゾートバイトというと、「夏休みなどの長期休みに大学生や若者がチャレンジするもの」というイメージがある人も多いかもしれませんが、近年はミドル・シニア世代の雇用が増えています。では、なぜ50歳以上のシニア人材はあえて「リゾートバイト」を選んでいるのでしょうか? 株式会社ダイブが行ったアンケート調査結果をもとに、「リゾートバイト」を始めた理由」についてみていきましょう。 【早見表】国民年金・厚生年金「年金受取額」分布…2022年3年度末現在 2023.01.10
50代・60代のシニア層が「リゾートバイト」に注目するワケ
健康寿命の延伸や少子高齢化による年金の減少など、さまざまな理由から50代以上のシニア層が働く光景も珍しくなくなっています。こうしたなか、シニア層がバイト先として「リゾート地」を選ぶケースが増えています。いったいなぜなのでしょうか? 今回、株式会社ダイブが行ったアンケート調査※をもとに、「リゾートバイト」を始めた理由」についてみていきましょう。 ※ 全国約4,600施設以上の観光施設に特化した人材サービス事業を行う株式会社ダイブが、「リゾートバイトダイブ」を通じてホテル・旅館で働いたことのある50歳以上のシニア人材を対象にアンケート調査を実施。複数回答可で、「リゾートバイト」を始めた理由について聞いた。 第3位:生活費を補うため(38.8%) 第3位は、「生活費を補うため」。少子高齢化などを背景に年金だけで生活するのが難しいいま、日々の生活費を補うためにバイトを始めるシニア層が多くいるようです。 第2位:観光地にあるホテル・旅館で働きたかった(50.6%) 第2位は、「観光地にあるホテル・旅館で働きたかった」というもの。50.6%と、回答者の半数以上の人がこの理由を選んでいます。 テレビの特集などを見て、「こんな立派なホテル(旅館)で働けたらどんなにいいだろう」と思ったことがある人も少なくないはず。客として豪華な宿に泊まるとなるとお金がかかりますが、リゾートバイトであれば憧れの宿で働きながらお金がもらえるとあって、この願望を行動に移しているシニア人材が多いといえます。
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