【衆院選公示】大分1区 無所属の前職と新人3人が立候補
(吉田キャスター)第50回衆院選が15日公示され、12日間に及ぶ選挙戦がスタートしました。県内3つの選挙区の構図や選挙戦のポイントを田辺記者とお伝えします。今回の衆院選はどういう特徴や争点がありますか。 【写真を見る】【衆院選公示】大分1区 無所属の前職と新人3人が立候補 (田辺記者)今回の主な争点になるのは自民党派閥の裏金事件に伴う「政治とカネ」の問題です。非公認などの処分で問題の幕引きが図れたのか、そして政治改革をどの政党、どの候補に任せるかが問われます。また、OBSの公示前のアンケートで最も関心が高かったのが物価高・経済対策でした。生活に直結する政策は有権者にとっても注目されることになりそうです。 最初は無所属の前職と新人3人が立候補した大分1区です。 大分1区に立候補したのは届け出順に ・衛藤博昭さん(44)自民・新。 ・野中しんすけさん(38)参政・新。 ・山下魁さん(47)共産・新。 ・吉良州司さん(66)無所属・前の4人です。 (衛藤博昭候補)「我々の世代が国政に入っていって、新しい自民党・新しい政治にしっかりと変わるように力を尽くす」 元県議会議員で自民党・新人の衛藤博昭さんは友好団体や支援企業などおよそ650人を前に第一声をあげました。推薦を受ける公明党との友好関係もアピールし、古い自民党からの改革などを訴えます。 (衛藤博昭候補)「今一番必要なのは政治に対する信頼回復。そのために政治改革をしっかり進めていく必要がある。情熱と熱意が有権者に伝わるように一生懸命駆け抜けたい」 (野中しんすけ候補)「子どもたちにですね、良い日本を残していきたいという思いを持って政治を変えていかなければ、子どもたちの未来は絶対に変わりません」 参政党県連会長で新人の野中しんすけさんはおよそ30人の支援者とともに大分市で出陣式を行いました。子どもたちの未来のために政治を変えたいと訴え、「減税」を重点政策と位置づけています。 (野中しんすけ候補)「若い方にとってはですね、減税をすることによってですね子どもを産みやすくなるような、もしくは結婚しやすくなるような環境を作る。これがですね、少子化対策の一番のポイントだと思ってます。気を引き締めてこの12日間を戦っていきたいなと思います」