『MBUX』初搭載! Gクラス改良モデルが日本上陸!
メルセデス・ベンツ日本は7月26日、メルセデスが誇る究極のオフローダー『Gクラス』の改良モデル導入を発表し、同日発売した。モデルラインナップは導入仕様車『G 450 dローンチエンディション(税込2110万円)』と『AMG G 63ローンチエディション(税込3080万円)』で、ハンドル位置はいずれも左右から選べる。 G 450 dにはアダプティブダンピングシステムを、AMG G 63にはGクラス初採用のAMGアクティブライドコントロール・サスペンションを標準装備するなど、オンロード/オフロードの両面で走行性能が格段に向上 このたびの改良モデルでは、受け継がれてきたGクラスのDNAはそのままに、ISG（インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター）搭載によるパワートレインの電動化、新しい世代の運転支援機能『ドライビングアシスタンスパッケージ』の搭載、そしてGクラス初採用となる対話型インフォテイメントシステム『MBUX（メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス）』によるデジタル化などによって、さらなる進化を遂げている。 加えて、ワイヤレスチャージングやキーレスゴーなどの快適装備、ステアリングアシストや自動再発進機能などの安全運転支援システム、そしてオフロードコックピットやトランスペアレントボンネットも標準装備。G 450 dには前身となるG 400 d等でオプション設定だったアダプティブダンピングシステムを、AMG G 63には電子制御式アダプティブダンピングシステムによってダイナミックかつ正確なハンドリングを実現するAMGアクティブライドコントロール・サスペンション（Gクラス初採用）を標準装備とするなど、オンロード/オフロードの両面で性能が格段に向上している。 エクステリアでは、力強い4本の水平ルーバーが特徴的なフロントグリルや、スクワークルデザインが印象的なフロントエアインテーク、そして ハイグロスブラック/ハイシーン仕上げの20インチAMGアルミホイールの採用が目新しい。Aピラー部の形状最適化に加え、ルーフ前端にリップスポイラーを、B/Cピラーの間やフロアに吸音材を追加し、空力性能や静粛性も高められている。 インテリアでは、『MBUX』に対応したタッチスクリーン式メディアディスプレイをはじめ、最新世代のマルチファンクションステアリングホイールの採用、特徴的なディファレンシャルロック（デフロック）のスイッチ周辺の再設計がニュース。このほか、キーレスゴーやステアリングホイールヒーター、ワイヤレスチャージング（フロント）、温冷機能付カップホルダー（前席）、ブルメスター製3Dサラウンドサウンドシステムが標準装備された。 G 450 dローンチエディション G 450 dには、メルセデス史上最もパワフルなディーゼルエンジンである3.0L直列6気筒ディーゼルターボ OM656Mを搭載。従来モデルに当たるG 400 dと比べて37ps/50Nm上乗せとなる367ps/750Nmを発揮する。これに20ps/200Nmを発するISGと48V電気システムが組み合わされ、パフォーマンスと効率性が高次元で両立している。 G 450 dローンチエディションは、AMGラインパッケージのほか、従来オプションだったボディ同色スペアタイヤリングも標準装備。ボディカラーは新色のソーダライトブルーに加え、オパリスホワイト、オブシディアンブラックから選べる。 シートはダイヤモンドステッチ付きのナッパレザー仕様。ナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナーなどが標準装備となり、さらにラグジュアリーなキャビンを創出している。インテリアカラーは新色のカタラーナベージュ（※1）に加え、チタニウムグレー（※2）、プラチナホワイト（※2）から選択可能。また、インテリアトリムも上質なブラックピアノラッカーウッドとなり、最上級のインテリア空間を演出している。 ※1：ボディカラー“ソーダライトブルー”との組み合わせのみ ※2：ボディカラーが“オブシディアンブラック”または “オパリスホワイト”で選べる メルセデスAMG G 63ローンチエディション 585ps/850Nm引き出す4.0L V型8気筒ツインターボエンジン M177を積むG 63のパワーユニットは、ISG＋48V電気システムの搭載により電動化され、パワーと効率を大きく高めている。この電動化による20ps/200Nmの電動ブーストにより、0-100km/h加速はわずか4.4秒（欧州参考値）という圧倒的なパフォーマンスを発揮する。 AMGモデルとして、新しいG 63にも専用ディテールが内外装にわたって採用されている。エクステリアでは、縦方向のフィンが力強い印象を与えるフロントサイドエアインテークや、AMGクレストデザインとなったボンネットバッジ＆ブランドロゴプロジェクターライト、シルバークロームのAMG燃料給油口キャップが、そしてインテリアでは最新デザインのAMGパフォーマンスステアリングのほか、AMGドライブコントロールスイッチ、コックピットディスプレイの専用ディスプレイスタイル、メディアディスプレイの専用メニューが挙げられる。 なお、G 63ローンチエディションはAMGナイトパッケージが標準装備となっており、AMG専用グリルのルーバーがダーククロームとなるほか、前後バンパーのトリム、前後アンダーガード、ドアミラー、スペアタイヤリングがブラックとなり、G 63の獰猛な迫力をさらに強調。また、ヘッドライト、フロントウインカー、リヤコンビネーションランプもスモーク仕様だ。 ボディカラーは新色のハイパーブルーマグノに加え、オパリスホワイト、オブシディアンブラック、ナイトブラックマグノから選べる。ハイパーブルーマグノ選択時には、前後バンパーのトリムや前後アンダーガード、スペアタイヤカバーがカーボンファイバー仕上げとなるG 63初採用のAMGカーボンファイバーエクステリアパッケージが装備される。 ローンチエディションのインテリアは、ナッパレザーシート（ダイヤモンドステッチ付）や ナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナー、ナッパレザールーフハンドルなどがより贅沢に彩る。インテリアカラーはプラチナホワイト（※1）に加え、2トーンのチタニウムグレー/ブラック（※2）、プラチナホワイト/ブラック（※2）から選択可能。また、インテリアトリムはAMGカーボンファイバーが標準装備となる。 ※1：ボディカラーが“オブシディアンブラック”、“オパリスホワイト”、“ナイトブラックマグノ”を選択した際に選べる ※2：ボディカラー“ハイパーブルーマグノ”との組み合わせのみ ●メルセデス・ベンツ公式サイト「Gクラス」
MotorFan編集部
