中学受験シーズン到来、鉄道ファンには実はチャンス問題が多い?(後編) トンネルが造られた年代の見分け方、さらに今年予想されるテーマは…「鉄道なにコレ!?」【第54回】
ガーラ湯沢駅はJR東日本のグループ会社が経営するスキー場に直結しており、博多南駅の周辺には博多南線を利用して福岡市に通勤する人らが住むマンションが林立している。在来線扱いのためガーラ湯沢線の大人特急料金は100円、博多南線は130円と安く設定されている。 一方、ミニ新幹線の秋田新幹線と山形新幹線は一部区間を在来線の電車も走っているが、在来線扱いではないため新幹線の路線としてカウントされる。 ▽2024年入試の注目点は? 東京の私立中の入試問題を前編と後編の2回にわたってお届けしたが、計10問のうち読者の皆様は何問答えられただろうか?あくまでも筆者の私見だが、8問以上正解できれば鉄道問題では合格点だろう。 さて、2024年はどのような鉄道関連の問題が出そうのかが気になる向きもあるだろう。新たな路線の開業といった注目されるニュースや、開業からの節目を迎える路線が注目をされがちで、24年は新幹線に関する2つの大きなイベントが待ち受けている。
一つは2024年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の延伸開業で、もう一つは24年10月1日に開業から半世紀(50年)を迎える東京―新大阪(大阪市)間の東海道新幹線だ。 そこで本連載「鉄道なにコレ!?」の次回の第55回は、新春特別企画として2024年の鉄道のビッグイベントをご紹介するので是非お読みいただきたい。 受験生の皆様がくれぐれもご体調に留意され、試験当日にご健闘されることをお祈りしている。 《東京の私立中学校入試》東京都によると、2024年に入試を実施して生徒を募集する都内の私立中学校は182校と、前年と同じになる。募集人員は計2万5619人と、前年度より58人増。東京私立中学高等学校協会は24年度の入学者選抜期日を24年2月1日以降と定めており、各校は2月1日から入試を順次実施する。 ※「鉄道なにコレ!?」とは:鉄道と旅行が好きで、鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」の執筆者でもある筆者が、鉄道に関して「なにコレ!?」と驚いた体験や、意外に思われそうな話題をご紹介する連載。2019年8月に始まり、ほぼ月に1回お届けしています。ぜひご愛読ください!