23日に4強が激突!横浜VS東洋大姫路は投手戦必至、広島商投手陣と敦賀気比打線の対決がカギ【明治神宮大会】
第55回明治神宮野球大会(神宮)の高校の部は23日、準決勝が行われる。「秋の全国大会」の頂点を決める戦いに勝ち残るのはどの2チームか。 【トーナメント表】明治神宮大会 高校の部 3日目までの結果 【準決勝】 横浜(関東・神奈川)ー東洋大姫路(近畿・兵庫) 広島商(中国・広島)ー敦賀気比(北信越・福井) 第1試合は、投手力を武器としたチーム同士の対戦となった。横浜は初戦で完封勝利を飾った「スーパー1年生」こと織田 翔希投手(1年)だけでなく、背番号1の左腕・奥村 頼人投手(2年)がいて、準決勝で先発する可能性は高い。奥村頼も入学時は「スーパー1年生」として注目され、今や最速146キロ左腕としてエースナンバーをつけている。織田が注目されるなか、上級生としても負けるわけにはいかない。東洋大姫路打線を抑えることで自分の「株」も上げたいところだろう。 東洋大姫路は準々決勝でエースの阪下 漣投手(2年)をリリーフに回したこともあり、横浜戦での先発は濃厚。大会No.1右腕の名にかけても強豪を封じるつもりだ。 第2試合は、広島商の投手陣と敦賀気比の打線の対決が勝敗にカギを握りそう。広島商は初戦で先発8回無失点の徳永 啓人投手(2年)と、9回1イニングを投げた大宗 和響投手(2年)の二枚看板。 対する敦賀気比は、初戦で11安打11得点を挙げるなど打線が好調。中でも本塁打を放った1番・岡部 飛雄馬内野手(2年)と、4番・小林 拓斗捕手(2年)はパンチ力がある。広島商は中国大会3試合で防御率0.98だった大宗が先発する可能性は高く、敦賀気比打線との対戦の結果が、勝敗を分けることになりそう。