【韓国】石破茂首相との日韓首脳会談に尹大統領「韓日強調が重要な時期。意味がある」現地報道
日韓首脳会談が16日、ペルー首都リマで開催され、約50分間、石破茂首相と尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、北朝鮮のロシア軍への兵士派遣問題に関して論議した。 韓国テレビ局「チャンネルA」は17日、会談の内容について「ロシアと北朝鮮間の軍事協力に関して強い憂慮を表し、国際社会が北朝鮮に対する強烈なメッセージを発信し続けることや、韓日両国がさらに緊密に協調していくことを確認した」と伝えた。また尹大統領は「韓日間の強調が重要な時期に、石破首相との会談は意味がある」と延べた。 韓国国内で不正投資、違法選挙介入、賄賂受注などの疑惑の渦中にある、尹大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏は同行しなかった。 大統領をめぐっては、北朝鮮の兵士派遣問題などが起きたさなか、週末にゴルフを楽しんだことが韓国メディアに報じられ、論議となっている。大統領府関係者の談話としては、ゴルフ好きなトランプ氏が米大統領選で当選したことで、ゴルフ外交のため、尹大統領も8年ぶりに練習を再開したことが伝えられていた。しかし直後に複数の韓国メディアは「トランプ氏が当選するかなり前の8月からゴルフを楽しんだ。大統領府の言い訳には理解できない」などの報道が続き、支持率が10%台の世論調査が出るなど、政治的な苦境に陥っている。