50代団地ひとり暮らし「マット類は1枚もない」。少ない持ち物で暮らすメリット
あって当たり前だと思っていたマットやラグなどの敷物。玄関、トイレ、バスルーム、キッチン、リビング…あらゆる場所に敷いていたものをすべて手放した、快適な暮らしを紹介します。語るのは、50代で団地にひとりで暮らすきんのさん。「人生後半に突入し身の回りを少しずつ整理してラクに暮らしたいと思うようになりました。少ない持ち物で暮らすことはデメリットよりもメリットが多いと感じる」と話す、きんのさんがどのように敷物を手放したのかレポートします。 【写真】ラグを手放す前のリビング写真
最初にやめたのは玄関マット
靴やスリッパに履き替えるときにズレるし、掃除でどかすのが面倒だとずっと思っていました。思いきってやめてみたらやまったく問題なく、むしろなぜ使っていたんだろう? と思ったほどでした。
次にやめたのはキッチンマットとトイレマット
キッチンの床は汚れやすく、マットを敷くのは当然と思っていました。けれど、汚れたマットを洗濯するのはいやだし、乾きにくいうえに予備マットの収納もかさばります。 汚れたらクイックルワイパーでふき掃除した方がラクなのでは? と使うのをやめたら、見た目もスッキリしてキッチンが広く見えました。 床は汚れやすいけれど、汚したらすぐにふけばいい。掃除用具はキッチンのすぐ脇にスタンバイさせています。 トイレマットをやめた理由はキッチンマットと同様です。見栄えがよくて機能的に見えるトイレマットですが、頻繁に洗濯しないと汚れと臭いが気になります。おひとりさまなのでそれほど汚れることはないから、その都度気になったときにササっとふけばよいのでは? と思い捨てました。やめてみたら清潔&マット洗濯からも解放されいいことずくめです。
バスマットは躊躇したけれど、なくてもなんとかなった
バスマットはやめるのに躊躇しました。湯上がりに濡れた足の置き場がないのは困るとしばらく手放せなかったのです。 そこで布マットから珪藻土マットに変更したら、除菌スプレーで手入れする程度で済むように。洗濯不要でラクになりました。 けれどそれも面倒になり…。体をふいたタオルを足に敷けばもっとラクになる! と、当初は躊躇していたことが、段階を踏んだことで徐々に心のハードルが下がり、デメリットよりもメリットが多いと思えたのでマット使用をやめました。