日本仕様はディーゼルターボ+6速ATの組み合わせ

日本での再々販売が決定したトヨタ ランドクルーザー70。

長かったコロナ禍も落ち着いた2023年。この1年（2023年1月1日～12月20日）に紹介した「写真蔵」から、人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第1位に輝いたのは、2023年11月29日に発売を開始した、トヨタ ランドクルーザー「70シリーズ」だ。(2023年8月19日公開、一部修正） 【写真はこちら】トヨタ ランドクルーザー70の詳細はこちら。（全15枚） トヨタのクロスカントリー4WD、ランドクルーザー（以下、ランクル）には300シリーズのステーションワゴン、ライトデューティモデル（プラドから2024年発売予定の250シリーズに代わる）、そしてヘビーデューティモデルの3シリーズで展開しているが、日本ではヘビーデューティモデルの70シリーズは2014年から導入されていなかった。 2023年8月、70シリーズのデビュー40周年となる2024年を目前に、時代に合わせてアップデートされたた新しいランドクルーザー「70」がお披露目され、2023年11月から継続販売モデルとして日本国内でも復活した。 パワートレーンには150kW（204ps）と500Nm（51.0kgm）を発生し、力強い動力性能と低燃費を両立する2.8Lのディーゼルターボエンジンと6速ATが組み合わされ、パートタイムで4輪を駆動する。ボディスタイルは1984年にデビューした当時の70シリーズと基本的に変わってはいないが、歩行者保護基準の関係でボンネットは少し持ち上げられて厚みのあるものとなっている。丸型のヘッドランプをはじめ、灯火類にはLEDを採用している。 また、今まで日本に導入されていた70シリーズのランクルは「1」ナンバー登録だったが、今回のモデルは「3」ナンバー登録になる。それゆえ、リアシートの居住性は向上している。ステーションワゴンの300シリーズ、ライトデューティモデルの250シリーズ、そしてヘビーデューティモデルの70シリーズと、2024年は日本でもランクルの3シリーズがそろい踏みすることになる。 ■トヨタ ランドクルーザー 70シリーズ　主要諸元 ●全長×全幅×全高：4890×1870×1920mm ●ホイールベース：2730mm ●車両重量：2300kg ●エンジン種類：直4 DOHCディーゼルターボ ●総排気量：2754cc ●最高出力：150kW（204ps）／3000ー3400rpm ●最大トルク：500Nm（51.0kgm）／1600ー2800rpm ●トランスミッション：6速AT（スーパーECT） ●駆動方式：フロント縦置きパートタイム4WD ●燃料・タンク容量：軽油・130L ●WLTCモード燃費：10.1km／L ●タイヤサイズ：265／70R16 ●車両価格（税込）：480万円