パロマ・リーム、富士通ゼネラルにTOB 約1650億円で 完全子会社化へ
ガス機器大手パロマの持ち株会社であるパロマ・リームホールディングスは1月6日、富士通傘下の電気メーカー・富士通ゼネラルに対し、買収を目的とした株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。1株2808円で買い付け、総額1646億7448万8888円になるという。7月にTOBを実施し、最終的に完全子会社とする予定。 【画像を見る】パロマ・リームの発表全文(1/2)【全3枚】 富士通ゼネラルの約4割の株を保有する富士通は、パロマ・リームホールディングスのTOBには応じないが、同TOB実施後の、富士通ゼネラルによる自社株式取得で株を売却する。パロマ・リームホールディングスは、一連の手続きを経て富士通ゼネラルの全株式を取得する。 パロマ・リームホールディングと富士通ゼネラルは2016年から協業。北米における空調機器事業において、製品の相互供給や、共同開発などを行ってきた。
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