「みえリニアフェスin亀山」来月開催 三重県、模型作りやジオラマ展示
一見勝之知事は27日の定例記者会見で、リニア中央新幹線への関心を高めてもらうイベントを、亀山市青少年研修センター(同市若山町)などで来月21日に開くと発表した。 県によると、イベントは「みえリニアフェスin亀山」と題して開催。名古屋以西でリニアに特化したイベントが開かれるのは初めて。当日は約500人の来場を想定しているという。 小学生以下の子どもや保護者を対象に、JR東海の職員がリニアの仕組みを説明するワークショップを開催。磁石を使って浮かび上がるリニアの模型を作り、持ち帰ることができる。 会場では、リニアの模型が走行するジオラマなどを展示する。リニアをデザインした文房具やエコバッグなどが抽選でもらえるスタンプラリーも実施。キッチンカーも出店する。 県はリニアの早期開業を目指し、機運醸成に取り組んでいる。リニアの効果を県全域に波及させることを目的とした「みえリニア戦略プラン(仮称)」を令和八年3月にも策定する。 一見知事は会見で「子どもから大人まで楽しんでもらえるイベントになると思う」とアピール。「イベントを通じて(リニアの全線開業に向けた機運を)盛り上げていきたい」と語った。 午前10時から午後3時半まで。ワークショップへの参加は県のホームページにある入力フォームを通じて来月十日までに申し込む。問い合わせは広域交通・リニア推進課=電話059(224)2805=へ。