ベアーズ創業者「家事代行サービス」を日本に根づかせることがなぜ大事なのか?志というのは「好き」をはるかに超えたところにある
◆人生の中心に何を残したいですか? あなたは、限りある命を、何に使いたいですか? 人生の中心に何を残したいですか? 私はどちらの問いにも、「志を貫くこと」と答えます。 志を見つけるには、心と体で感じることです。何があなたの心を突き動かすのか。魂を喜ばせるのか。「生きている」という実感を得られるのか。それを見つけることです。 両手に重い荷物を抱えて歩くおばあさんを助けて、喜ばれたのがうれしくて、介護士を目指す人もいるでしょう。 汚れが取れずに困っている人の靴を磨いて、きれいになったのが楽しくて、靴磨きを仕事にしようと思う人もいるかもしれません。
◆使命とは 理屈ではなく、夢中になって突き動かされ、「これが私の使命」と感じることを“志事”にしていけばいいのです。 使命とは命を使うと書きますが、あなたが今、命を使っていることを志と認識できればそれはなんと素敵なことでしょう。 仕事を“志事”にしましょう。その心の持ち方、考え方で人生はより楽しく充実したものとなります。あなたの命は、キラキラと美しく輝き出すはずです。 ※本稿は、『ウェルビーイング・シンキング』(日経BP)の一部を再編集したものです。
高橋ゆき