沖縄・慶良間諸島沖合でダイビング船が座礁 24人救助、けがなし
26日午前11時ごろ、慶良間諸島黒島北端付近の海域を航行中のダイビング船「ラッキー」(19トン)の船長から「船が座礁した」との通報があった。第11管区海上保安本部によると、船には子ども2人を含む乗員乗客24人が乗船していたが、11管や航空自衛隊所属のヘリにより午後6時ごろまでに全員救助された。けが人は確認されていないという。 「わずかな気の緩みで…」 水難事故相次ぐ
11管によると、ダイビング船の船長から118番通報を受け、11管所属の巡視船艇4隻とヘリ2機、県警所属のヘリ1機が出動し、正午過ぎから現場で救助活動を開始。航空自衛隊にも災害派遣を要請し、同隊南西航空方面隊所属のヘリ1機も救助にあたった。 沖縄気象台によると、座礁時、慶良間諸島が位置する本島南部周辺の海域では2・5メートル以上の高波が見込まれるとして、波浪注意報が発表されていた。11管が座礁の原因など詳しく調べている。
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