新年迎える準備 善光寺では正月の縁起物に魂を込める「開眼法要」
新年を迎える準備が進んでいます。長野市の善光寺で4日、正月の縁起物に魂を込める「開眼法要」が営まれました。 長野市にある善光寺の本堂で営まれた「開眼法要」。 僧侶や職員およそ「20人」が集まり、参拝者の1年が良い年になるようにと縁起物に魂を込めました。縁起物は、ダルマや守護矢のほか、来年の干支「巳」にまつわるものなどおよそ「100種類」が用意されています。 「巳年のお守り、正月の特別の頒布品としてなっております」 ほかに、ストラップや可愛らしい置物もありました。今年、善光寺の参拝者にはある特徴が…。 稲葉キャスター 「きょうは平日ですが、多くの参拝者で賑わっています。今年はインバウンドで、海外からの観光客が多く訪れました」 若麻績享則 寺務総長 「世界中のやはりこういった戦火に苦しむ方ですとか、争いの中で、日々苦悩する方々にぜひ光が当たってほしい。善光寺にも多くの外国の方々がこちらにご参拝をいただいている姿を見るとですね、そういう思いは同じなのかなと共感しております」 正月の縁起物は12月14日の正午から境内の授与品所に並びます。