東晃平、約2ヶ月ぶりの2勝目に池田親興氏「彼が中心となって頑張ってもらわなきゃいけない」とここからの活躍を厳命
◆ 「もうちょっとこう頑張ってくれれば…」 オリックスが巨人を零封。これで3連勝となり、交流戦の勝率も5割に戻した。 この日は先発の東晃平の快投が勝利に多大なる貢献をした。立ち上がりからすんなりとゲームに入った東は、4回までわずか1安打と巨人打線を翻弄。5回にはニ死二・三塁のピンチを背負うも動じず後続を断ち、6回から8回までの3イニングは全て3者凡退に抑える完璧なピッチング。9回はマチャドにバトンを渡したが、8回を111球、被安打2、与四球2、奪三振2と圧巻の無失点投球で、巨人のエース・戸郷翔征に投げ勝った。 4月4日以来の2勝目をマークした東に関して、7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した池田親興氏は「やっぱり今年すごく期待されてるピッチャーで、もうちょっとこう頑張ってくれればっていうところで」とやっと両目の開いた状態に納得がいかない様子。続けて「オリックスも昨年ベンチにいたメンバーで、10人もピッチャーがいないんですよ。だからそのぐらい調子悪かったり怪我したりしてる人も多い中で、彼がやっぱり中心となって頑張ってもらわなきゃいけない」とここからの活躍に期待した。 また、東はお立ち台で『行きたかったなという気持ちはあります』と9回のマウンドを譲ったことに悔しさを滲ませており、それについて池田氏は「最後まで行きたかったという言葉を言った時点で、彼はやっぱり頑張れるんだなと思います」とさらなる飛躍に太鼓判を押していた。 昨年の後半戦は無傷の6連勝で優勝に貢献した若武者が、オリックス投手陣の核となりチームを押し上げて行ってくれそうだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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