「カメラに向かって笑顔を向け走り去るような姿」がまるでアイドルみたいな犬 完璧な“ファンサ”!?
「カメラに手、振ってますよね?」 今回ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@muuuta6103さんの愛犬、muta(むーた)くん(取材時4才/オス)。カメラ目線で走り去る様子を投稿した動画のひとコマです。 【写真】おもちゃを”投げてくださいアピール”?をするmutaくん そのまま走って画面から消えていくmutaくんですが…… 終盤で、カメラに向かって笑顔で前足を振っているようなしぐさが話題に! このときのmutaくんを見たXユーザーからは、《すごい! すごい! 手振っています!》《ワンドルだからワン ファンサは忘れないワン》といったコメントが寄せられました。このときの状況について、飼い主さんに伺います。 飼い主さん: 「最初は動画をスローにして、どうやって走っているのかの興味で撮っていただけでした。とにかくいろんなおもちゃを投げて遊び、mu(mutaくん)をこちらに呼ぶために飼い主が手を振っていたのですが、走ってきたmuが同じように手を振り返してきて驚きました」 このときの行動を見て、飼い主さんは「自分を犬だと思っていない……」と感じたそうです。
mutaくんと飼い主さんの不思議な出会い
そんなmutaくんと飼い主さんの出会いは、「家に迎えられたこと自体が奇跡」と感じるほど不思議なものでした。じつは、子どものころの苦い経験から、犬が大の苦手だったという飼い主さん。 飼い主さん: 「4年前、遠方に出かけているときに普段つかないような車の警告灯がつき、ディーラーを探して向かっていましたが、着くまでになぜか車の警告灯も消え、とりあえず様子を見るために、近くにあったショッピングモールへ初めて行きました。 家族が何気なくペットショップに入って犬を見ていると、新米の店員さんが『このコなら大丈夫』と、お店の外にいた飼い主に、昨日お店に来たばかりというmuを連れてきて抱っこさせてくれました」 犬が苦手だった飼い主さんが、そのとき唯一抱っこすることができたのがmutaくんだったそう。 飼い主さん: 「『あれ? このコは大丈夫だ……』と。びっくりしました。『車の警告灯までつけて、muは飼い主を呼んだ』と今も思っています」 そうして飼い主さんは、mutaくんをお迎えしたそうです。