初日は悔しい4着… ガールズケイリン高木佑真が2日目メンバーに頭抱える「よく考えないと」
宇都宮競輪場のミッドナイト競輪「WINTICKET杯(F2)」は10日、2日目を迎える。2Rのガールズ予選2を走る高木佑真(25歳・神奈川=116期)に話を聞いた。 初日は大本命の太田りゆが3番手に収まり、車間を空けながら後続をぶっ千切る捲り。太田の後ろの渡部遥は追い切れず離されていく形となり、渡部の後ろの高木はそれに続く形で4着の結果。 「今日(初日)は脚見せから凄く軽かったので、感じがよかった。これならりゆちゃんの後ろでも追走できるかもって思ったので、それをしたかった。でも、遥ちゃんがりゆちゃんの後ろで、自分的には凄く嫌な並び。りゆちゃんの真後ろなら自分から動かなくてもよかったけど、3番手だったら自分から動けば着はよかったかもしれない…」と反省レースだったようだ。 少し前までは「絶対にバックを取る!」とがむしゃらに仕掛けていたが、ここ最近は動く場面では動くが、マーク策など自在戦のような動きも見せている。「今まではとにかくバックを取りたいと必死にやっていたけど、確定板に入れるように考えながら走るようになった。車券を買ってくれるお客さんもいるし、走るからには3着までには入りたい。今では練習もレースの感覚もよくて、楽しく走れています」と前検日には笑顔を見せながら話していた。 前へ前へと必死な時期と比べると、笑顔も増えたような印象を感じた。2日目はまたもや太田と一緒のレースとなったが、藤田まりあ、吉村早耶香と柔軟に動く車が多い。このメンバーに頭を抱えながら「ただ動くだけだと確定板に入れるか分からない。よく考えないと…」とレースの展開を頭の中で巡らせているようだった。 次位混戦のメンバーには走る選手もだが、記者も少々頭を抱えた。初日の失敗を修正してまずは確定板。初日4着ならまだまだ優出のチャンスもあるし、1つでもいい着を取れるように奮闘する。(アオケイ・宮本記者)