6年ぶりにイングランド代表復帰もありえる? サウスゲイトはピックフォードのバックアッパーに頭を悩ませる
2018年のW杯が最後
6月にドイツで開幕するEURO2024。ヨーロッパNo. 1を決めるこの大会は大きな注目を集めており、すでに限られた枠を巡ってメンバー争いが行われている。 中でも優勝候補の1つとして注目されているのがイングランド代表だ。ハリー・ケインやブカヨ・サカ、デクラン・ライスなどスター選手を挙げたらキリがなく、メンバー争いは他の国よりも激しいと考えられている。 来月にはブラジル代表とベルギー代表との親善試合を控えているイングランド代表。EURO本戦前の数少ないテストマッチであり、誰が選ばれるのか注目されているが、代表監督のガレス・サウスゲイトはGKの危機に直面していることを認めた。 そんななか、サウスゲイトは2018年のロシアW杯で第2GKを勤めていたジャック・バトランドを招集する可能性があると語る。 「これは我々にとって問題であり、状況は予断を許さない。我々は全員をしっかり見ていなければならない。ジャックはビッグクラブでプレイしており、経験豊富なゴールキーパーなので、その中に含まれている。アーロンがプレイせず、サムも現時点でプレイしていない。ニックも負傷しているし理想的な状況ではない。どうなるかは見てみないとわからない」(英『THE Sun』より) エヴァートンのGKジョーダン・ピックフォードが依然としてイングランド代表の守護神ではあるが、ピックフォードのバックアッパーに頭を悩ませているようだ。アーロン・ラムズデールはアーセナルで守護神の座を奪われており、サム・ジョンストンは負傷から復帰後の直近3試合は出ていない。ニューカッスルのニック・ポープも現在負傷している。 2018年以降、代表からは遠ざかっている同選手だが、今シーズンより加入したレンジャーズでは、全コンペティションで19回のクリーンシートを達成している。第2GKであっても試合勘が重要であり、大舞台の経験もあるバトランドは十分な戦力となるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部