新コーチ就任を報告

イガ・シフィオンテク[画像/ゲッティイメージズ]

女子テニスで世界ランク1位のI・シフィオンテク（ポーランド）は17日にSNSを更新し、ウィム・フィセッテが新しいコーチに就任すると発表した。フィセッテは先月まで大坂なおみのコーチを務めていた。 【伊藤あおい、齋藤咲良ら ジャパンOP組合せ】 シフィオンテクは今月4日にSNSを通じて、約3年間コーチ関係を結んでいたトマス・ウィトロスキと関係を解消。ウィトロスキの指導のもと全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）3度と全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）を1度制覇。2022年にはマッチ37連勝という記録も打ち立てたてていた。 シフィオンテクは17日にインスタグラムで「ウィム・フィセッテが私たちのチームに加わることを発表できてうれしいです。私はいまWTAファイナルズの準備をしていますが、視点はいつも通り、短期的ではなく長期的なもの。何度も言っているように、私のキャリアはマラソンであり、スプリントではないです。ウィムと仕事ができることをとても楽しみにしています。彼はテニスのトップレベルで、素晴らしい姿勢とビジョン、そして膨大な経験を持っています。お互いをよく知ることは常に重要ですが、いいスタートを切ることができました」とコメントしている。 シフィオンテクにとってはキャリアで初となるポーランド人以外のコーチ、フィセッテにとってはS・ハレプ（ルーマニア）やK・クレイステルス（ベルギー）、V・アザレンカ、A・ケルバー（ドイツ）、そして大坂に続き6人目となる世界ランク1位選手のコーチングとなる。