初日3番手のフェルスタッペン、10グリッド降格に備える「レースに重点を置き、最適なセットアップを探っている」
2024年F1ベルギーGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/フリー走行2=3番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=7番手/フリー走行2=9番手だった。 【関連写真】2024年F1第14戦ベルギーGP マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス(レッドブル) FP1開始時にFIAは、レッドブルがフェルスタッペンのパワーユニット(PU)に新しいエレメントを入れたことを発表。ICEの5基目とエキゾーストシステムの7基目が使用され、ICEについてはシーズン中に使用できる基数を超えたため、決勝で10グリッド降格のペナルティを受けることが明らかになった。 ■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング) フリー走行1=1番手(1分43秒372:ソフトタイヤ/23周)/フリー走行2=3番手(1分42秒477:ソフトタイヤ/26周) 今日はたくさんのことを試し、マシンに変更を施し、テストを行った。スパでは当然のことながら、セクター1とセクター3では高いトップスピードが必要で、長いミドルセクターでは優れたコーナリングスピードが必要だ。そのため、何が良いかを確認するためにいろいろ試すことになるが、正しいバランスを見つけるのは、いつも本当に難しい。 データをチェックして、デブリーフィングで今日一日について分析する。初日はとてもポジティブな形で送ることができた。FP2から取り組むべきことがいくつかあるので、チェックしていく。 マシンに施したすべての変更がうまくまとまることを願っている。エンジンペナルティによって、レースは後方グリッドからスタートすることになるからね。 できる限り最適化するために努力する。もちろん、良い予選になることを望んでいるけれど、僕たちの焦点はレースに置かれている。 ■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング) フリー走行1=7番手(1分44秒329:ソフトタイヤ/22周)/フリー走行2=9番手(1分43秒504:ソフトタイヤ/24周) プラクティスセッション中に、セットアップをいろいろといじったが、マシンからすべての力を完全に引き出せる状態にはまだ至っていない。 今日2台で異なる状態で走り、大量の情報を集めたので、明日の戦略のために分析を行う。 興味深い週末になりそうだ。明日の予選はウエットコンディションになる可能性があり、今のところ日曜日はドライになると予想されている。未知の要素をたくさん抱えた状態で週末に臨むことになるので、うまく適応する必要がある。 [オートスポーツweb 2024年07月27日]