三児の母・ギャル曽根も期待を寄せる『Uber Teens』 10代向けの新サービスは“送迎問題”解消の一助となるか
Uber Japanは12月11日、スマートフォンアプリでタクシーを配車できる「Uber」において、13歳~17歳の子どもが保護者の管理のもと利用できるサービス「Uber Teens」を開始すると発表した。 【画像】送迎に使う時間は「週に5時間」と回答したギャル曽根 「Uber Teens」は2023年に米国でスタートしたサービスで、現在約40ヵ国で展開されている。日本では全国200社以上のタクシー会社と提携した「Uber Taxi」およびハイヤー配車用の「Uber プレミアム」で利用できる。 サービスの開始にあたって、安全機能として「自動録音機能」「暗証番号設定機能」のほか、保護者が子どもの乗車状況をリアルタイムに把握できる「トラッキング機能」などを導入する。マッチングされるドライバーは利用からの評価が高く、Uberで一定以上の運転経験を有する優良ドライバーのみに限定される。導入時点で利用できるエリアは11都道府県、利用料金は通常の「Uber Taxi」「Uber プレミアム」と同様になるとのことだ。 12月11日におこなわれたプレス向けの発表会にはゲストとしてタレントのギャル曽根が登壇。タレント活動にくわえて、三児の母としても多忙な日々を過ごす彼女から、サービスについての印象が語られた。 子どもの通う習い事は8個にも上るということで、「送迎問題」に頭を悩ませる母親のひとりでもあるギャル曽根。時間に換算すると、一週間のうち約5時間は送迎に費やしているという。子どもが終わるまでの待機時間を含めるとそれ以上にもなるとのことで、「オファーいただいてありがたいんですが、今は子どもが生活の中心なので、お仕事をお断りすることもある」と悩みを語った。 「Uber Teens」の上陸に対しては「すごいありがたい。子どもが新しい習い事を始めたいと言ってきたときや、自分の仕事や家事の都合で送り迎えができないと諦めさせてしまっていた習い事を再開させられるかも」と期待をのぞかせた。 また自分に使える時間についても「何時間とかは無いと思う、何分とかならあるかも」ということで「送迎に使っていた5時間がもし自由に使えるなら?」と問われると、料理に使う時間を増やしたいと回答。 「子どもたちが新しいことに挑戦する後押しをしてくれるし、送迎の時間が減ることで、親自身も新しいチャレンジができそう」と、親子ともに魅力的なサービスであることも付け加えた。
三沢光汰